- 国名
- イングランド
- 英語表記
- ENG
- トマス杯最高成績
- ベスト4(84年)
- ユーバー杯最成績
- 3位(65-66、68-69年)ベスト4(74-75、80-81年)
- スディルマン杯最高成績
- ベスト4(07年)
バドミントン発祥の国として知られる。インドのプーナと呼ばれていた球の打ち合いをアレンジした遊びが、"バドミントンハウス"という貴族の邸宅で行なわれており、それがやがてバドミントンとして広まったといわれている。
1893年、バドミントン協会が誕生しルールの統一が進み、いまのバドミントンの形となった。1899年にはダブルス3種目による第1回全英選手権が開催。77年に世界選手権が始まるまで、全英選手権が実質的な世界選手権と目されていた。現在は以前のタイトルの重みは失われたが、それでも重厚な雰囲気は健在で、「ここで勝ちたい」と決意を秘める選手は少なくない。
また世界大戦前は圧倒的にイングランド選手の活躍が目立っていたが、戦後は優勝に必ず絡む強国の一つには数えられなくなった。戦後の全英で男子シングルスに優勝者はなく、女子シングルスは1978年のギルクスを最後に頂点から遠ざかっている。
それでも混合ダブルスでは、00年シドニー五輪でサイモン・アーチャー/ジョアン・グードが銅メダル、04年アテネ五輪ではネイサン・ロバートソン/ゲイル・エムスが銀メダルを獲得するなど、伝統国のプライドを証明している。