- 国名
- マレーシア
- 英語表記
- MAL
- トマス杯最高成績
- 優勝(48-49、51-52、54-55、66-67、92年)*マラヤ時代を含む
- ユーバー杯最成績
- ―
- スディルマン杯最高成績
- ベスト4(09年)
インドネシア同様、マラヤ連邦時代からバドミントンを国技とし、バドミントンファンは「マレーシア! ボラ!」と熱狂的な声援を送る。とりわけトマス杯でのインドネシアとの戦いは"伝統の一戦"と呼ばれ、実力伯仲の熱戦でファンを一喜一憂させてきた。またマレーシアがこれまでオリンピックで獲得したことのある6個のメダルのうち、5個がバドミントン競技によるものである。
プレースタイルは、インドネシア選手のようなトリッキーさと堅実さを併せ持つ。とりわけダブルスはスコールのような激しい攻撃を突然しかけたかと思えば、一転、レシーブに転じるなど相手にリズムをつかませないスタイルが多い印象だ。
課題は世界上位常連の男子と比べ、実力差のある女子選手のレベルアップ、まだ手にしたことのないオリンピックの金メダルを手に入れることだろう。