- 国名
- 中国
- 英語表記
- CHN
- トマス杯最高成績
- 優勝(81-82、86、88、90、04、06、08、10、12年)
- ユーバー杯最成績
- 優勝(84、86、88、90、92、98、00、02、04、06、08、12、14年)
- スディルマン杯最高成績
- 優勝(95、97、99、01、05、07、09、11、13年)
「眠れる獅子」。かつての中国の異名だ。政治的な問題から世界連盟に加盟しておらず、長い間、表舞台に出ていなかったが、実力は抜きん出ていると各国に恐れられていた。その獅子が世界に初登場したのは82年。全英オープンの女子シングルス準々決勝に7人の中国選手が進出するという鮮烈デビューだった。
以来、鍛え抜いた肉体を武器に、男子ダブルス以外のすべての種目で世界のトップを走ってきた。男女混合国別対抗戦スディルマンカップで、13回中、9回優勝していることがこの国の総合力の高さを示している。
さらに中国唯一のアキレス腱といわれた男子ダブルスも、08年の北京五輪を前に傳海峰/蔡贇が登場したことで弱点が克服された。12年のロンドン五輪時には、5種目すべてを中国が制覇する偉業までやってのけている。
一人っ子政策の影響で、最近の選手は我慢がきかないといわれるが、幼い頃から有望選手に徹底したエリート教育を施す育成システムはいまなお健在だ。この国の栄華はしばらく続きそうだ。