3月11日に、BWFワールドツアー・全英OP(バーミンガム/Super1000)が開幕した。ツアー上位大会としては、1月のインドネシアマスターズ(Super500)以来となる大会に、多くのトップランカーが参戦。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本選手も順当に白星をつかんで2回戦に進出している。
女子シングルスは、山口茜(上写真)、宮崎友花の2選手が1回戦に登場。国際大会は昨年のワールドツアーファイナルズ(中国)以来の出場となった山口は、初戦の相手となったベトナムのグエン・トゥイリンに2−0で勝利。第1ゲームこそ激しい点の取り合いを21−19で山口が先制したが、第2ゲームは14−12から7連続得点を奪い快勝。山口が2回戦へと駒を進めた。宮崎は、世界ランク34位のデンマーク選手を2−0で退け、初戦を突破している。
女子ダブルスは、福島由紀(上写真・右)/松本麻佑と中西貴映/岩永鈴の2ペアが試合を行ない、どちらも勝利。福島/松本は台湾ペアに快勝。中西/岩永は香港ペアに第1ゲームを奪われたが、第2、3ゲームを取り返して逆転勝利をつかんでいる。男子ダブルスは、三橋健也/岡村洋輝が世界ランク10位の台湾の李哲輝(リー・ジェフェイ)/楊博軒(ヤン・ポーシュアン)とファイナルゲームの競り合いに持ち込んだが、最後は失速。初戦敗退となった。
3月11日(1回戦)の結果、3月12日の対戦カードは以下の通り。
【女子シングルス】
▼1回戦(3月11日)
山口茜②〔21−19、21−12〕0●グエン・トゥイリン(ベトナム)35分
宮崎友花②〔21−6、21−17〕0●ユリエ・ダワール・ヤコブセン(デンマーク)32分

▼1回戦(3月12日)
杉山薫 ― シム・ユジン(韓国)
仁平菜月 ― ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
奥原希望 ― 王祉怡(中国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(3月11日)
三橋健也/岡村洋輝●1〔13−21、21−16、7−21〕②李哲輝/楊博軒(台湾)44分

【女子ダブルス】
▼1回戦(3月11日)
中西貴映/岩永鈴②〔17−21、21−12、21−16〕1●楊雅婷/楊霈霖(香港)71分
福島由紀/松本麻佑②〔21−15、21−13〕0●胡綾芳/鄭宇倢(台湾)40分

▼1回戦(3月12日)
志田千陽/松山奈未 ― フィネ・イプセン/スロー(デンマーク)
【男子シングルス】
▼1回戦(3月12日)
奈良岡功大 ― 田中湧士
西本拳太 ― 雷蘭曦(中国)
【混合ダブルス】
▼1回戦(3月12日)
緑川大輝/齋藤夏 ― G・マリス/J・マリス(イングランド)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Badmintonphoto
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