バドミントンをはじめ、さまざまな競技のアスリートが所属するジェイテクトは、2月3日、トップアスリート3選手のクロストークイベントを開催した。イベントに登壇したのは、パリ五輪に出場したバドミントンの西本拳太のほか、東京五輪で金メダルを獲得した女子レスリングの志土地真優、2023年のプロテストでトップ合格を果たしている新進気鋭の女子プロゴルファーである清本美波の3選手。
ジェイテクトでは男子バレーボールをはじめ様々な競技のアスリートをサポートしているが、選手から他競技の選手の経験や取り組みを直接聞きたいという要望から、このイベントが実現。個人競技でロサンゼルス五輪をめざす3選手が、それぞれ質問を持ち合って、約1時間トークを行なった。
ロサンゼルス五輪に向けて「東京オリンピックで金メダルを取りましたが、パリオリンピックには出場することができなかったので、連覇の目標は消滅してしまったのですが、ロスでは2個目の金メダルを取れるように頑張りたい」(志土地)、「パリオリンピックでは取れなかった金メダルを取りたいです」(西本)、「まだ女子ゴルフでは達成されていない金メダルを取りたい」(清本)と3人。その目標に向けて、それぞれ大いに刺激を受けていた。
トーク終盤には、それぞれが2025年の抱負を色紙にしたためた。「NEW 西本」と書いた西本は、その意味を「毎年12月に行なわれるツアーファイナルズにまだ出場したことがない。そのツアーファイナルズに出場できるように。また、全英オープンや世界選手権で、これまでの自分を超えて、より進化した自分に出会えるように、この一年頑張っていきたい」と説明した。
イベントでの詳しいトーク内容は、バドミントン・マガジン3月号に掲載します。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/幡原裕治