1月8日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール/Super1000)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢は女子ダブルス、男女シングルスの選手らがコートに立ち、海外のライバルと熱戦を繰り広げている。
女子ダブルスは、12月の全日本総合で初優勝を飾った志田千陽(上写真・右)が、ダブルスの名手・松友美佐紀とのペアで出場した。志田のパートナーである松山奈未は、マレーシアOPとインドOP(S750)の出場を見送り、休養に専念。そのため、松友とのペアは2大会限定となるが、その1回戦はインドペアに2-0で勝利。第1ゲームこそ23-21と競り合ったが、第2ゲームは12本に抑えて2回戦進出を決めている。また、昨年の熊本マスターズ(S500)、中国マスターズ(S750)で好結果を残している福島由紀/松本麻佑は、スコットランドペアに2-0で快勝。順当に初戦突破した。
男子シングルスは、渡邉航貴(上写真)と奈良岡功大がそれぞれ白星。渡邉は世界ランク上位のロー・ケンイゥ(シンガポール)に第1ゲーム13本、第2ゲームも18本に抑えて初戦を突破。クリスト・ポポフ(フランス)との対戦となった奈良岡は、第1ゲーム23-21で制すと、続く第2ゲームは9本に封じて2回戦に駒を進めている。
1月8日(1回戦)の日本選手結果、1月9日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(1月8日)
渡邉航貴②〔21−13、21−18〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)46分
奈良岡功大②〔23−21、21−9〕0●クリスト・ポポフ(フランス)41分
▼2回戦(1月9日)
田中湧士 – 周天成(台湾)
奈良岡功大 – 林俊易(台湾)
渡邉航貴 – アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(1月8日)
杉山薫●1〔7−21、21−15、17−21〕②ポルンピチャ・チョウェイキウォン(タイ)56分
【女子ダブルス】
▼1回戦(1月8日)
松友美佐紀/志田千陽②〔23−21、21−12〕0●ポンナッパ/カラスト(インド)49分
福島由紀/松本麻佑②〔21−16、21−17〕0●マックフェルソン/トーランス(スコットランド)43分
▼2回戦(1月9日)
松友美佐紀/志田千陽 – 宋碩芸/余芊慧(台湾)
福島由紀/松本麻佑 – 孔熙容/金ヘジョン(韓国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(1月9日)
緑川大輝/齋藤夏 – フェルディナンシャー/ウィジャヤ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO