12月7日、国内のトップチームが争うS/Jリーグ2024岐阜大会が、岐阜・岐阜メモリアルセンター で愛ドームで行なわれた。ここでは、白熱した戦いをくり広げた男女それぞれの結果を紹介する。
【女子】
前回の福井大会で女王BIPROGYを2-1で破った岐阜Bluvic。Sブロック成績を3勝1敗とし、地元で迎えるレゾナックとのリーグ最終戦に勝てば、2位以内が確定してトップ4進出が決まる状況。
第1ダブルスは、岐阜Bluvicの川添麻依子/小西春七が、レゾナックの舟橋佳步/山口萌に2-0で勝利。幸先よくスタートを切る。シングルスでも白星を奪い、一気にチームの勝利を決めたかった岐阜Bluvicだが、ここでレゾナックの染谷菜々美が、古川佳奈を13本、18本で制し、勝負の行方は第2ダブルスに持ち越される。
岐阜Bluvicはダブルスの大黒柱・福島由紀と、内定選手の平本梨々菜(青森山田高)のペアで白星をねらったが、第1ゲームはレゾナックのセティアナ・マパサ/杉山未来が21-18で先制。地元で負けられない福島/平本は、逆転をねらって第2ゲームに挑んだが、マパサ/杉山が16-15から3連続ポイントで突き放し、勝負あり。21-16でマパサ/杉山が勝利し、レゾナックがアウェーで貴重な白星を獲得した。
敗れた岐阜Bluvicは、3勝2敗でブロックリーグの戦いが終了。まだ試合を終えていない他チームの結果によって、岐阜BluvicのTOP4進出が決まることになった。
▼Sブロック(12月7日)
レゾナック(2勝1敗)2−1 岐阜Bluvic(3勝2敗)
舟橋佳歩/山口萌●0〔16−21、15−21〕②川添麻依子/小西春七
染谷菜々美②〔21−13、21−18〕0●古川佳奈
マパサ/杉山未来②〔21−18、21−16〕0●福島由紀/平本梨々菜
【男子】
愛知勢対決となったSブロックの東海興業と大同特殊鋼の一戦。すでにブロックリーグで1勝を挙げている東海興業だが、その後は黒星が先行する。一方の大同特殊鋼も、今季初参戦となったS/Jリーグの開幕戦で連敗を喫しており、なんとか初勝利をつかみたいところ。
第1ダブルスは、東海興業の長峰善/寺島颯大が、大同特殊鋼の大関修平/農口拓弥をファイナルゲームの末に下し、東海興業が先制する。この勢いでシングルスも取りたかったが、その前に立ちはだかったのは大同特殊鋼の内定選手・武田航太(明治大)。西野勝志との勝負を、ファイナルゲーム13本で制して、スコアを1-1のイーブンに戻した。
第2ダブルスで勝利が決まる展開になると、先にゲームを奪ったのは東海興業の大滝聖矢/江藤佑太。21-17で先制し、プレッシャーをかける。しかし、第2ゲームを大同特殊鋼の本田尚人/家壽多慶太が18本で取り返すと、最終ゲームも本田/家壽多が21-17で制し、大同特殊鋼が2-1で逆転勝利。S/Jリーグ初参戦の大同特殊鋼が、リーグの生き残りにつながる初白星をつかんだ。
▼Sブロック(12月7日)
大同特殊鋼(1勝2敗)2−1 東海興業(1勝3敗)
大関修平/農口拓弥●1〔12−21、21−18、11−21〕②長峰善/寺島颯大
武田航太②〔21−18、14−21、21−13〕1●西野勝志
本田尚人/家壽多慶太②〔17−21、21−18、21−17〕1●大滝聖矢/江藤佑太
【結果】
12月1日
福井大会
結果
12月1日
千歳大会
結果
11月10日
秋田大会
結果
11月9日
黒石大会
結果
ベースボール・マガジン社 販売部
(0120‐911‐410)
文/バドミントン・マガジン編集部