世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。昨年から新たに日本で始まった国際大会は、今年も大盛況。ここでは、大会3日目を戦った注目選手たちのコメントを紹介する。
西本拳太
男子シングルス
2回戦は中国の李詩灃に0-2で敗戦
——苦しい展開が続く試合だった
相手にすごく待たれてるなという感じ。こちらは体力というより、頭をすごく使う相手だなと感じています。
——相手のうまい球回しに、動かされてしまっていた
終始、相手が先手。(落としたり、上げたりする球を)“待たれている”感じがストレスになっていました。相手から仕掛けてくればいいけど、なかなかこない。ネット前に落とすと、誘われたという感じがしました。
前に出しても、後ろに出しても、待たれてる感じなので、どっちに球を出せばいいかわからなくなる。それが彼に勝てない理由だと思います。球の出し方も含めて、もっと考えて臨む必要があると思いました。
——どんなプランで試合に入ったか
相手の球を取りながら、自分が少し攻めていきたいという気持ちはありました。でも、相手が要所でいいショットで点数を取ってきた。徐々に離されたと思います。
——試合の中で、どこを修正したかったのか
1ゲーム目の飛ばない方のエンドでの試合の進め方や、点数の取り方をもう少し工夫できていれば、2ゲーム目は、もっとチャンスがあったかなと思います。
——風の影響は?
どうですかね。昨日の方が飛ばなかったかなと思う。今日の方がちょっと飛んだ気もします。飛ばない方でもアウトになったので。そこで、ちょっと後ろを使いづらくなってしまったのが、一つの悩みになり、迷いが増えたかなと思います。
取材・文・写真/平野貴也
【過去の大会結果】
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