10月10日に開催されたBWFアークティックOP（フィンランド・ヴァンター／Super500）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本は4種目で海外のライバル選手たちと対戦し、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスが準々決勝へと駒を進めている。
A代表らが中心となって参戦している日本勢。男子シングルスは奈良岡功大（上写真）、渡邉航貴が勝利を飾りベスト8に進出した。渡邉は中国の陸光祖（ルゥ・グァンズ）を11本、13本に抑えて勝利。奈良岡は台湾選手から第1ゲーム18本で奪うと、第2ゲームは相手に追われる展開となったが、最後は19本で振り切り1時間の熱戦を制した。
女子シングルスは仁平菜月と大堀彩の日本人対決となり、2-0で制した仁平に軍配があがった。中国OP準優勝で注目度が上がる宮崎友花（上写真）は、カースティ・ギルモア（スコットランド）を16本オールで制し、準々決勝進出を決めている。
女子ダブルスは、今季好調の中西貴映／岩永鈴がスコットランドペアに2-0で快勝。石川心菜／古根川美桜は、中国の賈一凡（ジャ・イーファン）／李汶妹（リー・ウェンメイ）から第1ゲームを奪ったが、相手に逆転を許しベスト8進出はならなかった。また、男子ダブルスの保木卓朗／小林優吾、三橋健也／岡村洋輝はどちらも敗戦。上位をねらうも、2回戦で姿を消した。
10日（2回戦）の結果、11日（準々決勝）の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦（10月10日）
田中湧士●０〔11−21、18−21〕②リー・ジジャ（マレーシア）
渡邉航貴②〔21−11、21−13〕０●陸光祖（中国）38分
奈良岡功大②〔21−18、21−19〕０●蘇力揚（台湾）67分
▼準々決勝（10月11日）
アレックス・ラニエ（フランス） − 周天成（台湾）
リー・ジジャ（マレーシア） − 渡邉航貴
ジョナタン・クリスティ（インドネシア） − 李卓耀（香港）
クンラビット・ビティサラン – 奈良岡功大
【女子シングルス】
▼2回戦（10月10日）
仁平菜月②〔21−11、21−13〕０●大堀彩41分
宮崎友花②〔21−16、21−16〕０●カースティ・ギルモア（スコットランド）38分
▼準々決勝（10月11日）
ラチャノック・インタノン（タイ） − スパニダ・カテソン（タイ）
仁平菜月 – 宮崎友花
ミシェル・リー（カナダ） − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン（インドネシア）
イェオ・ジャミン（シンガポール） − 韓悦（中国）
【男子ダブルス】
▼2回戦（10月10日）
三橋健也／岡村洋輝●０〔16−21、16−21〕②ゴーSF／N・イズッディン（マレーシア）41分
保木卓朗／小林優吾●１〔21−15、17−21、12−21〕②デチャポル／キティヌポン（タイ）56分
▼準々決勝（10月11日）
梁偉鏗／王昶（中国） − ティーKW／マンWC（マレーシア）
ゴーSF／N・イズッディン（マレーシア） − アルフィアン／アルディアント（インドネシア）
デチャポル／キティヌポン（タイ） − レーン／ベンディ（イングランド）
李哲輝／楊博軒（台湾） − アストルップ／ラスムセン（デンマーク）
【女子ダブルス】
▼2回戦（10月10日）
中西貴映／岩永鈴②〔21−12、21−7〕０●マックフェルソン／トランス（スコットランド）33分
石川心菜／古根川美桜●１〔21−18、11−21、12−21〕②賈一凡／李汶妹（中国）68分
▼準々決勝（10月11日）
譚寧／劉聖書（中国） − 宋碩芸／余芊慧（台湾）
李怡婧／羅徐敏（中国） − N・アイムサード／B・アイムサード（タイ）
ティナー／タン（マレーシア） − 張淨惠／楊景惇（台湾）
賈一凡／李汶妹（中国） − 中西貴映／岩永鈴
【混合ダブルス】
▼2回戦（10月10日）
馮彦哲／黄東萍（中国） − クシャリヤント／クスマワティ（インドネシア）
程星／張馳（中国） − スパク／サプシリー（タイ）
ゴーSH／ライSJ（マレーシア） − フーPR／チェンSY（マレーシア）
リバルディ／メンタリ（インドネシア） − 蒋振邦／魏雅欣（中国）
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文／バドミントン・マガジン編集部
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