8月20日から25日まで開催されているダイハツ・ジャパンオープン（横浜アリーナ／SUPER750）は、8月24日、大会5日目の競技を実施。各種目の準決勝が行なわれている。ここでは、日本選手のコメントを紹介する。

奈良岡功大

男子シングルス準決勝結果：周天成（台湾）に0-2で敗戦

――ペースをつかめなかった

難しいです。相手は、待ち方がうまい。ヘアピンを何回プッシュされたか……。浮いた球を打ったわけではないのに。

――第2ゲームは15点目を取られた場面から、かなりスピードを上げて対抗していた

やるしかないかなと思って、スピードを上げたり、フェイントを入れたり、ネッチン（白帯に当てて落とす）をねらったりしていましたけど、難しいですね。勝ち方が、全然分からないです。

――第1ゲームは、揺さぶりをかけているのに、相手が動じなかった

それもあるし、こちらがスマッシュを打って相手が転んでて、絶対届かないだろうと思ってクロスロブを打ったのに、ジャンピングスマッシュを打ってきた。あれは、クロスネット（が正解）なのか、ヘアピンなのか……。何をしていいか、分からない。

――ここまで3試合は、フルゲーム。体力の問題は？

普通に動けましたよ。1回戦と同じくらい。別に、きついとかはないです。

――週末になって、今までより大きな声援があった

めちゃくちゃうれしかったです。最初に長いラリーをやったときに沸いてくれて、うれしかったです。でも、相手の応援もすごく多くて、ビックリしました。あれ、ここ、日本だよな？って（笑）。

――これから、ワールドツアーの戦いが再開するが、目標は

次は、韓国オープン。いい結果が出るかはわからないけど、ケガに気を付けながら、頑張りたいです。まだ、4年後に向けて体を作り直したいです。

――当面はワールドツアーファイナルズの出場を目指す？

そうですね。まだ、全然ポイントが足りないですけど、SUPER1000や750がまたあるのでポイントを稼いでいきたいです。

――今回勝てなかった相手に勝つために、やっていくべきことは？

あれに負けない体をつくるしかないかな。それか、もっと動き回るか。まだまだやることは、多いです。練習が必要です。そろそろ1回、勝ちたいと思っています。

取材・構成／平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真／Badmintonphoto