8月20日に開幕したダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)。大会初日は各種目の1回戦が行なわれた。パリ五輪後、初のワールドツアー上位大会で、各種目のパリ五輪金メダリストは不在となったが、男子シングルスの世界ランキング1位をはじめ、トップ選手が出場している。
ドローのトップハーフの1回戦を実施した初日は、各種目の第1シードが登場。男子シングルスの石宇奇(中国/写真上)、女子シングルスの戴資穎(台湾/写真下)、男子ダブルスのアルフィアン/アルディアント(インドネシア)、女子ダブルスの李紹希/ペク・ハナ(韓国)、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗の各種目第1シードは、順当に2回戦へコマを進めた。
波乱があったのは、男子シングルス。パリ五輪銅メダリストのリー・ジジャ(マレーシア)がフランスの新鋭、アレックス・ラニエにストレートで敗退。また、東京五輪銅メダリストのアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)は、左足首を痛め、田中湧士との1回戦途中で棄権した。
女子ダブルスでは、韓国の李紹希/ペク・ハナとイ・ユリム/申昇瓚という実力ペアが初戦で対戦。第1シードの李紹希/ペク・ハナが2回戦進出を決めている
大会2日目の21日(水)は、各種目ドローのボトムハーフの1回戦が行なわれる。
【男子シングルス】
▼1回戦(8月20日)
石宇奇(中国)②〔21−18、23−21〕0●蘇力揚(台湾)53分
アレックス・ラニエ(フランス)②〔21−18、21−13〕0●リー・ジジャ(マレーシア)41分
【女子シングルス】
▼1回戦(8月20日)
戴資穎(台湾)②〔21−16、21−12〕0●アシュミタ・チャリハ(インド)29分
王祉怡(中国)②〔21−18、21−10〕0●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)34分
【男子ダブルス】
▼1回戦(8月20日)
アルフィアン/アルディアント(インドネシア)②〔22−20、13−21、21−14〕1●謝浩南/曾維瀚(中国)
カルナンド/マウラナ(インドネシア)②〔21−17、21−10〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(8月20日)
李紹希/ペク・ハナ(韓国)②〔21−12、21−13〕0●イ・ユリム/申昇瓚(韓国)40分
金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−13、23−21〕0●チャン・ニコール・ゴンザレス/リン・チーチュン(台湾)
【混合ダブルス】
▼1回戦(8月20日)
鄧俊文/謝影雪(香港)②〔22−20、18−21、21−16〕1●ウー・シュアンイ/ヤン・チューユン(台湾)56分
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/小山真司