パリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)に出場した日本代表選手が、熱戦の地となったフランスから帰国。8月9日に空港内で行なわれた記者会見に参加した。日本代表は5種目で12人の選手が大舞台に立ち、その中で女子ダブルスの志田千陽/松山奈未、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗がそれぞれ銅メダルを獲得している。
会見では、日本バドミントン協会の村井満会長と朝倉康善副会長が、メダリストら出場選手に花束を贈呈。村井会長は「パリでのバドミントン競技開催中は、多くの国民の皆さんに熱いご声援をいただきました。選手は持てる力をすべて出し尽くしてくれたと思っています。選手に限らず、コーチングスタッフや様々なサポートスタッフを含め、チームで全力をあげた戦いでした」と10日間の戦いを労った。
パリ五輪の振り返りなどについては、「次なる目標は、ロサンゼルス(五輪)。協会は9月の末をめどに、今回の大会や日本での大会(ジャパンオープン)を含めた総括をして、 次に向けた準備に入ろうと思っております」と話した。
パリ五輪を終えた日本代表は、8月20日から25日まで開催されるダイハツ・ジャパンOP(神奈川県横浜市・横浜アリーナ)に参戦する予定だ。
取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部
写真/平野貴也