7月30日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)4日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。混合ダブルスは前日に予選リーグの試合をすべて消化しており、残り4種目で負けられない戦いを争った。ここでは、午後のセッションに登場した海外選手の結果をお伝えする。
混合ダブルスは大会3日目に決勝トーナメント進出ペアが決定。4日目は、ダブルス3種目で予選リーグを突破したペアが決まった。
男子ダブルスのグループCは、シェティ/ランキレッディ(インド)とアルフィアン/アルディアント(インドネシア)の上位候補対決。勝てば1位通過となる勝負は、第1ゲームをインドペアが13本で先制。第2ゲームも中盤からリードを広げたシェティ/ランキレッディがそのまま21点を奪い、2-0のストレートで快勝した。グループBは、徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュク(韓国)とキッティヌポン・ケドレン/スパク・ジョムコー(タイ)が激突し、韓国ペアが2-0で勝利。3連勝でグループリーグ1位通過を決めた。タイペアは2位で準々決勝に進む。
女子ダブルスは、グループDで快進撃を続けたデンマークのトゥーグセン/フォウガードが、地元フランスペアを下してリーグ3連勝。リーグ1位で決勝トーナメント進出の切符をつかんだ。2位は、タイペアとの勝負に快勝した韓国の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナが入った。
7月30日の午後のセッションの結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼グループI
李卓耀(香港)②〔21−5、15−21、21−17〕1●ルイス・ラモン・ガルリド(メキシコ)61分
▼グループJ
全奕陳(韓国)②〔21−15、21−10〕0●イゴール・コエリョ(ブラジル)48分
▼グループK
リ・ドゥクパット(ベトナム)②〔21−10、21−10〕0●ファビアン・ロース(ドイツ)34分
▼グループM
ヤン・ローダ(チェコ)②〔21−12、21−10〕0●U・F・C・アルティガ(エルサルバドル)43分
▼グループN
トビアス・クエンツィ(スイス)②〔22−20、21−14〕0●アヌオルワポ・J・オペヨリ(ナイジェリア)40分
【女子シングルス】
▼グループA
カロヤナ・ナルバントワ(ブルガリア)②〔21−18、21−18〕0●チー・シュェフイ(フランス)48分
▼グループD
スパニダ・カテソン(タイ)②〔21−14、21−9〕0●盧善恩(香港)35分
▼グループI
イェオ・ジャミン(シンガポール)②〔21−12、21−6〕0●フー・クー・ケイト(モーリシャス)26分
▼グループL
イェンシラ・スターデルマン(スイス)②〔13−21、24−22、21−15〕1●レイチェル・ダラ(アイルランド)70分
▼グループN
何冰嬌(中国)②〔24−22、21−8〕0●カースティ・ギルモア(イギリス)45分
▼グループP
ミア・ブリックフェルト(デンマーク)②〔21−14、14−21、21−12〕0●イボンヌ・リー(ドイツ)61分
【男子ダブルス】
▼グループB
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔21−16、21−15〕0●キッティヌポン/ジョムコー(タイ)36分
トマ・ジュニア・ポポフ/クリスト・ポポフ(フランス)②〔21−18、21−19〕0●オンジェイ・クラル/アダム・メンドレック(チェコ)38分
▼グループC
シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−13、21−13〕0●アルフィアン/アルディアント(インドネシア)38分
▼グループD
劉雨辰/欧烜屹(中国)②〔22−20、21−18〕0●保木卓朗/小林優吾52分
【女子ダブルス】
▼グループC
金昭英/孔熙容(韓国)②〔24−22、26−24〕0●志田千陽/松山奈未58分
マパサ/ユ(オーストラリア)②〔21−15、21−10〕0●ポンナッパ/カストロ(インド)36分
▼グループD
サラ・トゥーグセン/マイケン・フォウガード(デンマーク)②〔21−16、21−12〕0●アン・トラン/マーゴット・ランベール(フランス)50分
李紹希/ペク・ハナ(韓国)②〔21−9、21−12〕0●ジョンコパン・キッティタラクル/ラウィンダ・プラジョンジャイ(タイ)38分
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取材/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images