【アジア選手権2024】「1回戦敗退が続いて少し不安だったけど、勝ててよかった」(奈良岡功大)<2日目/選手コメント-13>

4月9日にアジア選手権(中国・寧波)が開幕。大会2日目が行なわれた4月10日は、各種目の本戦1回戦が実施され、日本代表も登場した。ここでは、試合を戦った選手のコメントを紹介する。

【選手コメント】

2日目/4月10日

山口茜 / 渡辺勇大&東野有紗

保木卓朗&小林優吾 / 三橋健也&岡村洋輝

西本拳太 / 古賀輝&齋藤太一

大堀彩 / 緑川大輝&齋藤夏

志田千陽&松山奈未 / 奥原希望

初日/4月9日
保木卓朗&小林優吾

奥原希望

奈良岡功大

男子シングルス1回戦:伍家朗(香港)に2-0で勝利

――試合の感想を

2週連続で1回戦敗退が続いていたので、ちょっと不安でしたけど、その中で勝つことができてよかったです。

――フランスオープンの前に腰を痛めたと言っていたが、状態は?

まだ完璧じゃないですけど、これぐらいはできるかなという状態です。

――不安もある中で、どう戦おうとした?

最初、試合にゆっくりと入ってしまって、0-3のスタートで、これじゃダメだなと思って、スピードを上げられればと思ったので、それがうまくできてよかったです。最近は、組み合わせが厳しいことが多いですけど、その中で勝てれば自信になるので、やっぱり、勝ちたい思いが強かったです。

――長時間の試合が多いため、時短の戦い方にトライしていると聞いたが?

長い試合ばかりをやっていると、疲れてしまうので、できれば、早く終わりたいです。相手を先に動かすようなラリーや、自分は動かないでプレーすることを意識しています。昨年11月に中国マスターズで優勝したときから、このままではきついと感じて。昨年12月くらいから、いろいろと試してきて、やっと少し形になってきたかなという感じです。まだまだ、ですけど。

――4月からNTT東日本に所属が変わりましたが、コーチであるお父さんと一緒に戦っていくことは変わらない?

そうですね。今まで通り、何も変わらずにやります。たくさんのサポートを受けて、試合に集中できる環境ができたと感じています。

――五輪レースは、この大会で一区切り

ここで気持ちを切らしてしまうと、すぐに負けてしまうと思うので、五輪までしっかり頑張りたいです。五輪に向けて、シードをねらっていく上でもポイントの大きい大事な大会。もちろん、出場権を得て気持ち的に楽になった部分はありますけど、ここからが本番。通過点だと思わないとダメ。ただ、シードばかり考えてもダメだし、やっぱり、目の前の試合を一つひとつ、全力でやりたいです。

――明日以降に向けて

まず、一戦一戦を全力でやることが大事だと思っています。今日もそうでしたけど、明日も勝ったことがない相手。ほかにも、まだ勝ったことのない選手が結構いるので、どこかで勝ちたいと思っています。

取材・写真
平野貴也

構成
バドミントン・マガジン編集部

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投稿日:2024/04/11
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