1月14日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール・Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が決勝に挑み、韓国ペアを制して今年最初の上位大会で優勝を飾っている。
最終日の第1試合に組まれた混合ダブルス。前日の準決勝で若手中国ペアを破った渡辺(上写真・手前)/東野は、韓国の金ワンホ/鄭ナウン(韓国)と対戦した。第1ゲームを先制したのは渡辺/東野。14-9とリードした場面から16オールとされたが、再び連続得点などで引き離し21-18で優勝に王手をかける。第2ゲームは8-7から渡辺/東野が主導権をつかみ、大きく先行して21-15で勝利。今季最初の大会で頂点に輝いた。
男子シングルスは、石宇奇(中国)との決勝戦をアンダース・アントンセン(デンマーク/上写真)が制して優勝。女子シングルスは、アン・セヨン(韓国)と戴資穎(台湾)の勝負をアン・セヨンが制して、昨年10月の杭州アジア大会以来のタイトル獲得となった。男子ダブルスは世界ランク1位の王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)、女子ダブルスは中国期待のホープ、譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シェンシュ)が制している。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−14、21−13〕0●石宇奇(中国)55分
【女子シングルス】
アン・セヨン(韓国)②〔10−21、21−10、21−18〕1●戴資穎(台湾)58分
【男子ダブルス】
王昶/梁偉鏗(中国)②〔9−21、21−18、21−17〕1●シェティ/ランキレッディ(インド)58分
【女子ダブルス】
譚寧/劉聖書 (中国)②〔21−18、21−18〕0●鄭雨/張殊賢(中国)52分
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗②〔21−18、21−15〕0●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)37分
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO