全日本シニア単複優勝の王者が、「試合で勝ちたい！」と切望するシニアプレーヤーのために、ダブルスの試合での勝ち方を伝授するバドミントン・マガジン連載『藤本ホセマリのシニアで勝ち隊!!』。シニアプレーヤーだけでなく、試合で勝ちたいプレーヤーのためになる内容は年代を問わず好評です。

第12回は、ダブルスの動きとして重要な「ローテーション」について学んでいきます。バドミントンのダブルスでは、スマッシュなどの攻撃が得意なプレーヤーが後衛、ネット前で攻撃を組み立てるプレーヤーが前衛になることが多いですが、役割が常に決まっているわけではありません。状況によって、前後を入れ替えて戦いますが、この動きを「ローテーション」と言います。

「トップ＆バックになれたはいいけど、前後が入れ替われない」「後衛が力尽きて負けてしまう」というのは、シニアのペアにはよくありがち。動画では、おすすめラリー例として、前後をスムーズに入れ替えるローテーションの方法を紹介しています。局面ごとのポイントを細かく解説してあるバドミントン・マガジン1月号と併せて見ると、さらに理解が深まります。

撮影／黒崎雅久　動画編集／熊谷修治