日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで12月25日に開幕した。大会最終日が行なわれた30日は、各種目の決勝戦を実施。ここでは決勝を戦った選手たちのコメントを紹介する。
優勝
古賀輝（奥）＆齋藤太一
（NTT東日本）
男子ダブルス決勝：山田尚輝／柴田一樹（NTT東日本）に21−19、21−12で勝利！初優勝！
——試合を振り返って
古賀 昨日も話しましたが、1ゲーム目が勝負だと思っていました。18−19で負けていたんですけど、なんとか思い切ってプレーして勝てたのがよかったと思います。
齋藤 初めての決勝の舞台で、チームメートの山田／柴田と試合することができて、本当にうれしかったですし、 楽しく試合をすることができました。
——試合の中でプレッシャーを感じる場面があったか
齋藤 こちらも相手の打つ球はわかっているんですけど、向こうもこっちのことはわかっている。相手は向かってくる立場なので、こちらの球も読まれて、普段ならいけるところでいけなかったりということがあった。そこで、プレッシャー感じた。緊張してる部分もあったんですけど、その中で相手のミスだったり、こっちのいいところで点が取れて。最終的に1ゲーム目を取れたのがよかったですね。そこで気持ちに余裕を持つことができました。
——全日本総合をどんな大会として捉えて、めざしてきたのか
古賀 保木（卓朗）／小林（優吾）ペアが出ていないとはいえ、全日本総合は全日本総合。他にもA代表やB代表は出ていますし、国内の強い選手も出ているので、そういう中で勝って当たり前と思われても、やっぱり勝つことは難しいと思うんです。そこで、“しっかり勝つぞ”っていう気持ちで臨んで、それで勝てたのがよかったかなと思います。
齋藤 初めて全日本総合に出たのが、たぶん高校生の時。その頃の自分からしたら、正直、自分が全日本総合で優勝するなんて考えてもなかった。それぐらい憧れの大会だったし、本当にレベルの高い大会だと思っていたので、優勝できて本当にうれしいです。
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取材・構成／吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部
写真／菅原淳
