【全日本総合バドミントン2023】「最低でも本戦にはいきたかった。ここで負けてしまったのは悔しい」(田口真彩)<選手コメント-初日>

日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開幕した。大会初日は各種目の予選が行なわれ、本戦への出場者が決定(男子シングルスは26日に決定)。ここでは注目選手たちのコメントを紹介する。

女子ダブルス
田口真彩(右)/宮崎友花
(柳井商工高)

予選2回戦:坂中琴音/兒玉亜依(立命館大)に1-2で敗戦

――試合を振り返って

田口 宮崎がシングルがあるので、2人のペアでの練習というのはなかなかできなかったです。今回は(日本協会の)推薦で出させてもらっていたので、出るからには2人で楽しもうというのが目標でしたが、できない部分に引っ張られてしまった自分たちがいて、それがうまくいかない方向にいってしまいました。最低でも本戦にはいきたかったので、ここで負けてしまったのはすごい悔しいです。

宮崎 自分はシングルがメインなので、ダブルスの練習は少なかったです。ずっとダブルスをしていないので、感覚的に合わなかった部分がありました。今日は正直焦った場面で何をすればいいかわからなくなっていました。自分はとりあえず後ろのストロークと後ろのカバーで精いっぱいになってしまって、焦った場面でもっと気持ちを前面に出して戦えたのかなと思います。

――田口さんのいう“できない部分”というのは?

田口 シャトルが壁側から中央に飛ぶエンドに入った時、シャトルがすごい飛んでいた。そこで落としたり、低い展開に持ち込みたかったのですが、相手の方が低い展開がうまかったので、そこでやられて、気持ち的に落ちてしまいました。そこで自分がもう少し修正できれば、宮崎も楽になったのかなとは思います。そこが反省点でした。

――宮崎選手は明日シングルスがある。本戦に向けての意気込み

宮崎 今日はダブルスで感覚が合うかどうかわからない部分があったけど、とりあえずミスせずに気持ちを出して戦いたいと思います。

男子シングルス
山城政人
(ふたば未来学園中)

予選1回戦:中村舜(筑波大)に0-2(23-25、18-21)で敗戦

総合は初めてでしたし、 すごく楽しみにしてた晴れ舞台。試合ができたのはよかったですが、1勝ができなかったので悔しいです。(相手は)年上なので、チャレンジする気持ちで取り組みました。攻めの形をしっかり作れたのはよかったですけど、まだ自分にはパワーが足りなくて、押しきれない部分があった。そこが課題かなと思いました。高校では、1年生でインターハイに出られるように頑張りたいです。あとは、 3年生になったら、インターハイ3冠や世界ジュニアで優勝できたらいいなと思います。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/平野貴也

投稿日:2023/12/26
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