【世界ランキング】ダブルスは中国勢が1位をキープ!日本は渡辺&東野の2位が最高位<ダブルス>

12月19日、BWFが発表する世界ランキングが更新された。年内最後の国際大会、BWFワールドツアーファイナルズ(WTF)のポイントが反映され、上位選手にも順位及びポイント変動があった。ここではダブルスのランキングを紹介する。

【男子ダブルス】

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WTF準優勝の王昶(ワン・チャン/上写真・右)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)が、独走態勢を築きながらの1位。WTFを欠場したシェティ/ランキレッディ(インド)が2位を守っている。WTF優勝の徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュク(韓国)が、1万2000ポイントを手にして3ランクアップの3位に浮上。男子ダブルスは、6位までが僅差でひしめく状況だ。

日本勢1番手の保木卓朗/小林優吾は7位と順位変わらずも、WTF出場を果たしてポイントを加算。2番手は14位の古賀輝/齋藤太一。パリ五輪2枠目をつかむために、まずは10位以内をねらいたい。3番手以降は、竹内義憲/松居圭一郎(28位)、岡村洋輝/三橋健也(29位)が並ぶ。武井優太/遠藤彩斗(40位)は、一時期の勢いが止まった感があり。年明けから勢いを増して、順位を上げていけるか。

【女子ダブルス】

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WTF優勝の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国/上写真・右)が、11万ポイント超えで1位を独走。同準優勝の李紹希/ペク・ハナ(韓国)が2位を守り、同じ韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)が3位につける展開が続く。日本勢1番手の志田千陽/松山奈未は4位。WTFベスト4のポイントを加え、3位の韓国ペアとの差は2330ポイントだ。

日本勢2番手は、廣田彩花の負傷でツアーを離脱することになった福島由紀/廣田(5位)。3番手の松本麻佑/永原和可那は1ランクダウンの9位。7万5483ポイントと、一時期よりかなり減らしてしまったポイントを年明けから加算して、順位を上げていきたい。

4番手以降は、櫻本絢子/宮浦玲奈(14位)、中西貴映/岩永鈴(15位)が並び、加藤佑奈/廣上瑠依(29位)が続いている。

【混合ダブルス】

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WTF優勝の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が11万ポイント超えで独走。2位の渡辺勇大/東野有紗(上写真・手前)はWTFベスト4のポイントを加えたが、その差は1万7661ポイント。まさに、独走を許している状況だ。

3位の徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)は順位を守ったが、4位の馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)はWTF準優勝のポイントが反映され、その差はわずか6ポイント。中国は5位に蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)が入っており、5位以内に3ペアがいるという状況だ。

日本勢2番手は13位の緑川大樹/齋藤夏。山下恭平/篠谷菜留(17位)、金子祐樹/松友美佐紀(21位)が続き、B代表の西大輝/佐藤灯が39位と2ケタ順位に入っている。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/12/22

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