12月14日にBWFワールドツアーファイナルズ（中国・杭州）2日目は、各種目の予選リーグ・第2戦が行なわれた。日本勢は女子シングルスを除く4種目で出場しており、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。

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予選リーグ第2戦を戦った日本勢は、苦戦が続いた。女子ダブルスの志田千陽／松山奈未（上写真・右）は、韓国の金昭英（キム・ソヨン）／孔熙容（コン・ヒヨン／韓国）に対して2-0の快勝でリーグ2勝目を手にしたが、そのほかの選手・ペアはすべて黒星。

男子ダブルスの保木卓朗／小林優吾は、ツアーランキング1位の王昶（ワン・チャン）／梁偉鏗（リャン・ウェイカン／中国）との第1ゲームを21-23の接戦で落とすと、第2ゲームも17本に抑えられて連勝はならず。混合ダブルスの渡辺勇大／東野有紗は、今季急成長を遂げたマレーシアのチェン・タンジェ／トー・イーウェイに、ファイナル勝負の末に敗れた。男子シングルスの奈良岡功大は、ビクター・アクセルセン（デンマーク）に0-2のストレー負けを喫してリーグ2連敗。

また、女子ダブルスの松本麻佑／永原和可那は、中国の譚寧／劉聖書（中国）と対戦。第1ゲームは、松本／永原が15-18とリードされた場面から逆転に成功。21-19で制すると、第2ゲームで大きなアクシデントに見舞われる。第2ゲームに入ってすぐの1-2の場面で、相手のスマッシュをレシーブした松本のシャトルが永原の目に当たり、試合が一時中断。その後に試合を再開して第2ゲームを終えたが、ファイナルゲームの前に松本／永原が棄権を申し出て試合は終了。松本／永原は第3戦も棄権となったため、ツアーファイナルズの戦いはここで終了した。

12月14日の結果、15日の第3戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼グループA

ビクター・アクセルセン（デンマーク／1勝1敗）②〔21−17、21−9〕０●奈良岡功大（日本／2敗）47分

アンソニー・S・ギンティン（インドネシア：2勝）②〔11−21、21−7、21−17〕１●石宇奇（中国／1勝1敗）63分

▼グループB

ジョナタン・クリスティ（インドネシア／2勝）②〔21−16、21−18〕０●アンダース・アントンセン（デンマーク／1勝1敗）52分

李詩灃（中国／1勝1敗）②〔21−18、22−20〕０●クンラビット・ビティサラン（タイ／2敗）69分

【女子シングルス】

▼グループA

アン・セヨン（韓国／1勝1敗）②〔21−14、21−16〕０●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン（インドネシア／2敗）45分

戴資穎（台湾／2勝）②〔21−15、21−23、21−11〕１●金ガウン（韓国／1勝1敗）

▼グループB

陳雨菲（中国：2勝）②〔21−13、21−15〕０●ベイウェン・ツァン（アメリカ／2敗）36分

キャロリーナ・マリーン（スペイン／2勝）②〔21−11、21−12〕０●韓悦（中国／2敗）44分

【男子ダブルス】

▼グループA

劉雨辰／欧烜屹（中国／2勝）②〔19−21、21−18、22−20〕１●A・チア／ソーWY（マレーシア／2敗）76分

王昶／梁偉鏗（中国／1勝1敗）②〔23−21、21−17〕０●保木卓朗／小林優吾（日本／1勝1敗）

▼グループB

アルディアント／アルフィアン（インドネシア／2勝）②〔21−12、21−18〕０●アストルップ／ラスムセン（デンマーク／1勝1敗）44分

徐承宰／カン・ミンヒュク（韓国／1勝1敗）②〔21−9、21−12〕０●マウラナ／フィクリ（インドネシア／2敗）35分

【女子ダブルス】

▼グループA

譚寧／劉聖書（中国／1勝1敗）◯〔19−21、21−21、キケン〕●松本麻佑／永原和可那（日本／2敗）62分

陳清晨／賈一凡（中国／2勝）②〔21−10、21−14〕０●ラハユ／ラマダンティ（インドネシア／1勝1敗）

▼グループB

志田千陽／松山奈未（日本／2勝）②〔21−13、21−14〕０●金昭英／孔熙容（韓国／2敗）49分

李紹希／ペク・ハナ（韓国／2勝）②〔21−15、21−15〕０●ジョンコパン／ラウィンダ（タイ／2敗）53分

【混合ダブルス】

▼グループA

チェンTJ／トーEW（マレーシア／1勝1敗）②〔12−21、21−16、21−16〕１●渡辺勇大／東野有紗（日本／1勝1敗）61分

馮彦哲／黄東萍（中国／1勝1敗）②〔12−21、21−12、21−18〕１●デチャポル／サプシリー（タイ／2敗）86分

▼グループB

鄭思維／黄雅瓊（中国／2勝）②〔18−21、27−25、21−15〕１●金ワンホ／鄭ナウン（韓国／2敗）

徐承宰／蔡侑玎（韓国／2勝）②〔17−21、21−13、21−18〕１●鄧俊文／謝影雪（香港／2敗）63分

15日の対戦カード

【男子シングルス】

▼グループA

奈良岡功大（日本／2敗）　−　石宇奇（中国／1勝1敗）

ビクター・アクセルセン（デンマーク／1勝1敗）　−　アンソニー・S・ギンティン（インドネシア：2勝）

▼グループB

アンダース・アントンセン（デンマーク／1勝1敗）　−　クンラビット・ビティサラン（タイ／2敗）　−

ジョナタン・クリスティ（インドネシア／2勝）　−　李詩灃（中国／1勝1敗）

【女子シングルス】

▼グループA

アン・セヨン（韓国／1勝1敗）　−　戴資穎（台湾／2勝）

グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン（インドネシア／2敗）　−　金ガウン（韓国／1勝1敗）

▼グループB

陳雨菲（中国：2勝）　−　キャロリーナ・マリーン（スペイン／2勝）

ベイウェン・ツァン（アメリカ／2敗）　−　韓悦（中国／2敗）

【男子ダブルス】

▼グループA

保木卓朗／小林優吾（日本／1勝1敗）　−　劉雨辰／欧烜屹（中国／2勝）

王昶／梁偉鏗（中国／1勝1敗）　−　アーロン・チア／ソー・ウィーイク（マレーシア／2敗）

▼グループB

アルディアント／アルフィアン（インドネシア／2勝）　−　徐承宰／カン・ミンヒュク（韓国／1勝1敗）

アストルップ／ラスムセン（デンマーク／1勝1敗）　−　マウラナ／フィクリ（インドネシア／2敗）

【女子ダブルス】

▼グループA

譚寧／劉聖書（中国／1敗）　−　ラハユ／ラマダンティ（インドネシア／1敗）

陳清晨／賈一凡（中国／2勝）○キケン●松本麻佑／永原和可那（日本）

▼グループB

志田千陽／松山奈未（日本／2勝）　−　李紹希／ペク・ハナ（韓国／2勝）

金昭英／孔熙容（韓国／2敗）　−　ジョンコパン／ラウィンダ（タイ／2敗）

【混合ダブルス】

▼グループA

渡辺勇大／東野有紗（日本／1勝1敗）　−　馮彦哲／黄東萍（中国／2勝）

チェンTJ／トーEW（マレーシア／1勝1敗）　−　デチャポル／サプシリー（タイ／2敗）

▼グループB

鄭思維／黄雅瓊（中国／2勝）　−　徐承宰／蔡侑玎（韓国／2勝）

金ワンホ／鄭ナウン（韓国／2敗）　−　鄧俊文／謝影雪（香港／2敗）