10月27日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(レンヌ・Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
女子シングルスの大堀彩(上写真)は、キャロリーナ・マリーン(スペイン)と対戦。前週デンマークOP準優勝の相手に対し、果敢に攻めていく大堀が第1ゲーム18本で先制する。続く第2ゲームは14-8から14オールまで追いつかれる苦しい展開となったが、なんとか持ち超えた大堀が、再び引き離して21-18で勝利。2-0のストレート勝利を飾った大堀が準決勝進出を決めた。
混合ダブルスの渡辺勇大(上写真・手前)/東野有紗は、シンガポールのヒー/タンとの勝負に挑むと、第1ゲームから大接戦。しぶとく食らいつく相手ペアに対し、20オールの接戦となったが、なんとか24-22で制して第2ゲームへ。その第2ゲームも競り合うカタチとなった渡辺/東野だが、終盤にしっかり引き離して21-17で勝利をつかみ、ベスト4入りを決めている。
3ペアが準々決勝に挑んだ女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那(上写真・左)が白星をつかんで上位進出を果たした。フランスペアとの対戦となった松本/永原は、第1ゲームを21-15で制すと、続く第2ゲームも18本で振り切り2-0で勝利。準決勝の切符をつかんだ。志田千陽/松山奈未は中国の若手ペアに、福島由紀/廣田彩花はラハユ/ラマダンティ(インドネシア)と1時間超えの勝負に敗れて準々決勝敗退となった。男子シングルスの奈良岡功大は、ジョナタン・クリスティ(インドネシア)に0-2で敗れている。
10月27日の結果、10月28日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝(10月27日)
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−8、25−23〕0●奈良岡功大64分
ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−17、21−19〕0●石宇奇(中国)41分
ン・ツェヨン(マレーシア)◯キケン●クンラビット・ビティサラン(タイ)
李詩灃(中国)②〔21−15、21−13〕0●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)50分
▼準決勝(10月28日)
ロー・ケンイゥ(シンガポール) − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
ン・ツェヨン(マレーシア) − 李詩灃(中国)
【女子シングルス】
▼準々決勝(10月27日)
何冰嬌(中国)②〔24−22、21−16〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)47分
陳雨菲(中国)②〔18−21、21−17、21−7〕1●韓悦(中国)68分
戴資穎(台湾)②〔21−16、10−21、21−17〕1●スパニダ・カテソン(タイ)62分
大堀彩②〔21−18、21−18〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)61分
▼準決勝(10月28日)
何冰嬌(中国) − 陳雨菲(中国)
戴資穎(台湾) − 大堀彩
【男子ダブルス】
▼準々決勝(10月27日)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−18、21−15〕0●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)38分
劉雨辰/欧烜屹(中国)②〔21−12、21−16〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)30分
何濟庭/任翔宇(中国)②〔16−21、21−7、21−19〕1●徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)
マウラナ/フィクリ(インドネシア)②〔21−11、21−17〕0●ケアー/ソガード(デンマーク)38分
▼準決勝(10月28日)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − 劉雨辰/欧烜屹(中国)
何濟庭/任翔宇(中国) − マウラナ/フィクリ(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼準々決勝(10月27日)
劉聖書 /譚寧(中国)②〔9−21、21−16、21−19〕1●志田千陽/松山奈未82分
ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)②〔21−16、21−19〕0●福島由紀/廣田彩花65分
松本麻佑/永原和可那②〔21−15、21−18〕0●トラン/ランベール(フランス)45分
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔21−16、21−19〕0●鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)
▼準決勝(10月28日)
劉聖書 /譚寧(中国) − ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)
松本麻佑/永原和可那 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(10月27日)
金ワンホ/鄭ナウン(韓国)②〔23−21、23−21〕0●鄭思維/黄雅瓊(中国)52分
蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔24−22、21−10〕0●クシャリアント/クスマワティ(インドネシア)
鄧俊文/謝影雪(香港)②〔21−16、21−11〕0●李晉熙/吳芷柔(香港)32分
渡辺勇大/東野有紗②〔24−22、21−17〕0●ヒー/タン(シンガポール)
▼準決勝(10月28日)
金ワンホ/鄭ナウン(韓国) − 蒋振邦/魏雅欣(中国)
鄧俊文/謝影雪(香港) − 渡辺勇大/東野有紗
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO