10月19日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
男子シングルスは西本拳太(上写真)が準々決勝に進出した。2回戦で台湾の周天成(チョウ・ティエンチェン)と対戦した西本は、第1ゲームこそ10-21で奪われたが、第2ゲームを21-19で制すと、ファイナルゲームも21-14でモノにして2回戦を突破。香港の李卓耀(リー・チョクイゥ)と対戦した渡邉航貴は、第1ゲームを21-3で制したが、その後は相手に奪われ逆転負けを喫した。
5ペアが2回戦に登場した女子ダブルスは、松本麻佑/永原和可那(上写真・右)、中西貴映/岩永鈴、志田千陽/松山奈未の3ペアが準々決勝に勝ち進んだ。韓国ペアとの対戦となった松本/永原は、90分を超える接戦に勝利しベスト8入り。中西/岩永も、勢いのある中国ペアを2-0のストレートで下した。志田千陽/松山奈未は、櫻本絢子/宮浦玲奈との日本ペア対決に挑んだが、互いに1ゲームを奪った後のファイナルゲームで櫻本が負傷。途中キケンとなり、志田/松山が準々決勝に駒を進めている。
19日の結果、20日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月19日)
西本拳太②〔10−21、21−19、21−14〕1●周天成(台湾)79分
渡邉航貴●1〔21−3、21−23、14−21〕②李卓耀(香港)62分
▼準々決勝(10月20日)
リー・ジジャ(マレーシア) − 西本拳太
ラスムス・ゲンケ(デンマーク) − 李卓耀(香港)
石宇奇(中国) − ロー・ケンイゥ(シンガポール)
翁泓阳(中国) − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
【女子シングルス】
▼準々決勝(10月20日)
張藝曼(中国) − 韓悦(中国)
陳雨菲(中国) − 何冰嬌(中国)
キャロリーナ・マリーン(スペイン) − 戴資穎(台湾)
プサルラ・V.シンドゥ(インド) − スパニダ・カテソン(タイ)
【男子ダブルス】
▼2回戦(10月19日)
保木卓朗/小林優吾●1〔18−21、21−13、18−21〕②ナ・スンソン/ジン・ヨン(韓国)61分
古賀輝/齋藤太一●0〔17−21、20−22〕②テオEY/オンYS(マレーシア)46分
▼準々決勝(10月20日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − ナ・スンソン/ジン・ヨン(韓国)
マウラナ/フィクリ(インドネシア) − 李哲輝/楊博軒(台湾)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − テオEY/オンYS(マレーシア)
アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア) − 何濟庭/任翔宇(中国)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月19日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−15、21−15〕0●劉聖書 /譚寧(中国)40分
志田千陽/松山奈未◯〔19−21、21−19、キケン〕●櫻本絢子/宮浦玲奈44分
松本麻佑/永原和可那②〔21−14、17−21、21−18〕1●鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)97分
加藤佑奈/廣上瑠依●0〔17−21、17−21〕②クスマ/プラティウィ(インドネシア)49分
▼準々決勝(10月20日)
陳清晨/賈一凡(中国) − 楊雅婷/楊霈霖(香港)
中西貴映/岩永鈴 – 鄭雨/張殊賢(中国)
志田千陽/松山奈未 – ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)
松本麻佑/永原和可那 − クスマ/プラティウィ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼2回戦(10月19日)
渡辺勇大/東野有紗●1〔18−21、21−11、18−21〕②葉宏蔚/李佳馨(台湾)56分
▼準々決勝(10月20日)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − デチャポル/サプシリー(タイ)
催率圭/徐承宰(韓国) − ジケル/デリュウィ(フランス)
金ワンホ/鄭ナウン(韓国) − 馮彦哲/黄東萍(中国)
葉宏蔚/李佳馨(台湾) − クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO