9月23日に開幕した第19回アジア競技大会。バドミントンは、9月28日から競技がスタートする。日本代表選手団は、25日に中国・杭州入り。ここでは、出国時の選手コメントを紹介する。
奈良岡功大(FWDグループ)
――アジア大会が始まります。いまの心境は
自分にとっては初めてのアジア大会ですし、アジア大会はアジア版オリンピックと言われているように、すごく大きい大会。普段通り頑張りたいなと思います。
――現状のコンディションは
ケガとかもあり、練習はできていない状況です。練習ができていない分、足が動くかという心配もありますし、試合に出られる状態なのかというのは、現地で調整して見極めるという感じになるかなと思います。もちろん、出たい気持ちはありますが、無理をしてチームに迷惑をかけても申し訳ないので、自分ができることをやれればと思っています。
――世界選手権ではケガの不安を抱えながらも決勝進出。手応えのあった戦いだったのでは
世界選手権でも練習をまったくしていなくて、30パーセント、40パーセントくらいの状態からギリギリで調整できたので、しっかり調整できれば戦えるのかなと思っています。ケアをしてもらったり、練習なども含め、やれることを全部やって試合に合わせていければ。100パーセントでできるかはわからないですけど、それに近いくらいにもっていきたいなと思っています。
――その状況でも、出場するとなれば、やはりメダルの期待もかかるが
いや、そういうのはまったく考えていないです。常に挑戦者の気持ちでプレーしているので、メダルが取れたら、ラッキーだなと思います。
――アジア大会は団体戦からスタートする。団体戦についての思いは
チームに貢献できるように、1ポイント取れるように頑張りたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部