【香港オープン2023】西本拳太が第2シードのギンティンを破り決勝進出!山口茜も準決勝を突破!<準決勝結果>

9月16日に開催されたBWFワールドツアー・香港オープン(九龍/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本は女子シングルスの山口茜、男子シングルスの西本拳太、そして混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏が決勝進出をかけて海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。

準々決勝/4日目
(9月15日)

2回戦/3日目
(9月14日)

1回戦/2日目
(9月13日)

1回戦/初日
(9月12日)

女子シングルスの山口(上写真)は、インドネシアのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュンと対戦。準々決勝で今年の世界選手権銀メダルのキャロリーナ・マリーン(スペイン)を2-0で下した相手に対して、山口は第1ゲームを21-17で先制。第2ゲームはポイントの奪い合いを勝負を23-25で落としたが、最終ゲームは14オールから先に抜け出した山口が逃げ切って勝利。ファイナル勝負をモノにして決勝進出を決めた。

男子シングルスの西本(上写真)は、第2シードのアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)との勝負。第1ゲームは序盤に6連続失点で先行された西本だったが、中盤に負けじと7連続得点などで逆転に成功。そのままペースを握った西本が21-13で第1ゲームを奪った。第2ゲームは互いに主導権を譲らず、接戦のまま後半へ。すると、西本が16-15から5連続ポイントで一気に抜け出し21-15で勝利。強敵を2-0で下した西本が、上位大会で久々の決勝進出を決めている。

混合ダブルスで準決勝に勝ち進んだのは、世界ランク18位の緑川大輝/齋藤夏。相手は互いにペアを組み替えて出場している郭新娃(グォ・シンワ)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)との勝負となり、第1ゲームは中国ペアが21-19で先制。巻き返しをねらう緑川/齋藤だったが、第2ゲームは中盤に連続失点を許して9-17。ここから緑川/齋藤も点差を詰めて16-18としたが、最後は中国ペアに振り切られて0-2で敗戦。緑川/齋藤はベスト4に終わった。

16日の結果、17日(決勝戦)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(9月16日)

西本拳太②〔21−13、21−15〕0●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)46分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−19、21−23、21−13〕1●ン・ツェヨン(マレーシア)84分

▼決勝(9月17日)

西本拳太 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

【女子シングルス】

▼準決勝(9月16日)

山口茜②〔21−17、23−25、21−18〕1●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)70分

張藝曼(中国)②〔21−14、21−11〕0●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)29分

▼決勝(9月17日)

山口茜 – 張藝曼(中国)

【男子ダブルス】

▼準決勝(9月16日)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔24−22、19−21、21−11〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)51分

カルナンド/マーティン(インドネシア)②〔13−21、21−8、21−13〕1●王齊麟/李洋(台湾)51分

▼決勝(9月17日)

カルナンド/マーティン(インドネシア) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

【女子ダブルス】

▼準決勝(9月16日)

タン/ティナー(マレーシア)②〔21−13、21−18〕0●ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)36分

ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)②〔21−16、23−21〕0●トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)51分

▼決勝(9月17日)

タン/ティナー(マレーシア) − ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)

【混合ダブルス】

▼準決勝(9月16日)

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔21−12、21−12〕0●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)34分

郭新娃/魏雅欣(中国)②〔21−19、21−18〕0●緑川大輝/齋藤夏44分

▼決勝(9月17日)

鄧俊文/謝影雪(香港) − 郭新娃/魏雅欣(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/09/16
■関連キーワード

                     

人気記事ランキング

閉じる