9月13日に開催されたBWFワールドツアー・香港オープン(九龍/Super500)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。
男子シングルスに登場したのは西本拳太(上写真)と常山幹太。五輪レースを争う2人は、それぞれ白星を獲得して2回戦に進出した。西本は、前週の中国OP(Super1000)で決勝に進出した中国の陸光祖(ルゥ・グァンズ)と対戦。第1ゲームを12本で奪った西本は、第2ゲームも21-15で制して2-0で勝利。常山はインドの4番手で世界ランク28位のプリヤンシュ・ラジャワットを13本、14本に抑えて初戦を突破した。
4選手がコートに立った女子シングルスは、第1シードの山口茜と日本人対決を制した大堀彩が2回戦に進出。山口は中国選手を相手に2-0で勝利。大堀は仁平菜月との勝負をストレートで制した。一方、奥原希望と川上紗恵奈は0-2で敗戦。初戦を乗り越えられず、序盤で姿を消した。
前日に4ペアが勝ち進んだ女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴がアメリカペアに快勝して2回戦に進出。混合ダブルスは山下恭平/篠谷菜留、緑川大輝/齋藤夏、金子祐樹/松友美佐紀の3ペアが登場するも、白星を手にしたのは緑川/齋藤のみ。緑川/齋藤は、全英OP優勝経験のあるインドネシアペアを12本、16本で退けて1回戦を勝ち上がった。山下/篠谷はマレーシアのベテランペアに敗戦。金子/松友も同じく経験豊富なマレーシアペアに、0-2のストレート負けを喫して初戦突破はならなかった。
13日の結果、14日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(9月13日)
西本拳太②〔21−12、21−15〕0●陸光祖(中国)44分
常山幹太②〔21−13、21−14〕0●プリヤンシュ・ラジャワット(インド)38分
▼2回戦(9月14日)
常山幹太 – ン・ツェヨン(マレーシア)
西本拳太 – クリスト・ポポフ(フランス)
【女子シングルス】
▼1回戦(9月13日)
山口茜②〔21−15、21−14〕0●高昉潔(中国)38分
大堀彩②〔21−14、21−19〕0●仁平菜月45分
奥原希望●0〔7−21、21−23〕②プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)36分
川上紗恵奈●0〔19−21、16−21〕②韓悦(中国)32分
▼2回戦(9月14日)
山口茜 – カースティ・ギルモア(スコットランド)
大堀彩 – ベイウェン・ツァン(アメリカ)
【男子ダブルス】
▼2回戦(9月14日)
竹内義憲/松居圭一郎 – クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(9月13日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−7、21−13〕0●ラム/カオホク(アメリカ)28分
▼2回戦(9月14日)
松本麻佑/永原和可那 – ポンナッパ/カストロ(インド)
中西貴映/岩永鈴 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
櫻本絢子/宮浦玲奈 – 坑姝良/張馳(中国)
志田千陽/松山奈未 – トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)
福島由紀/廣田彩花 キケン 李汶妹/劉玄炫(中国)
※福島/廣田は13日時点でキケンのため2回戦敗退
【混合ダブルス】
▼1回戦(9月13日)
山下恭平/篠谷菜留●0〔15−21、17−21〕②タンKM/ライPJ(マレーシア)37分
緑川大輝/齋藤夏②〔21−12、21−16〕0●ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)31分
金子祐樹/松友美佐紀●0〔14−21、9−21〕②ゴーSH/ライSJ(マレーシア)29分
▼2回戦(9月14日)
緑川大輝/齋藤夏 – タンKM/ライPJ(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO