8月29日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれた世界選手権の結果が反映され、各種目の順位とポイントに変動があった。ここでは、ダブルスの順位変動などについてお伝えする。
【男子ダブルス】
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1〜3位に変動なし。世界選手権では1回戦敗退に終わったアルディアント/アルフィアン(インドネシア)だが、9万ポイント超えで1位は譲らず。2位のシェティ/ランキレッディ(インド)、3位の王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)が8万ポイント台で並ぶ。
世界選手権優勝の徐承宰(ソ・スンジェ)/カン・ミンヒュク(韓国)が、2ランクアップして4位。保木卓朗/小林優吾は変わらず5位。準優勝のアストルップ/ラスムセン(デンマーク)が2ランクアップの9位と、10位以内に入ってきた。
日本勢2番手の古賀輝/齋藤太一は、1ランクアップの17位、竹内義憲/松居圭一郎は2ランクアップの28位、武井優太/遠藤彩斗は3ランクアップの32位と、軒並み順位を上げている。
【女子ダブルス】
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世界選手権金メダルの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、10万ポイント超えで1位を独走。李紹希/ベク・ハナ、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)と韓国ペアが2、3位で並ぶ。
続く4位には、1ランクアップした福島由紀/廣田彩花。2ランクダウンの松本麻佑/永原和可那が6位、志田千陽/松山奈未が7位と、2ペアが並んでいる。日本勢3ペアとも7万ポイント台と差は離れていない。
4番手以降は、櫻本絢子/宮浦玲奈(13位)で変わらないが、中西貴映/岩永鈴が1ランクダウンの16位となっている。
【混合ダブルス】
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1〜8位まで変動なし。世界選手権は準優勝だったが、鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が1位を独走。5種目中最高の11万ポイント超えだ。2位は世界選手権銅メダルの渡辺勇大/東野有紗。3位の馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)、4位のデチャポル/サプシリー(タイ)と3ペアが8万ポイント台。世界選手権優勝の徐承宰/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)は、5位につけている。
日本勢は、山下恭平/篠谷菜留が5ランクダウンで19位に。18位を守った緑川大輝/齋藤夏が、2番手に浮上した。4番手の金子祐樹/松友美佐紀は2ランクアップの20位。3ペアとも5万ポイント台。特に、緑川/齋藤、山下/篠谷の差は、わずか501ポイント。パリ五輪に向けて、勝負の行方はまったくわからない。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO