7月27日に開催されたダイハツジャパンオープン（代々木第一体育館／Super750）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。

保木卓朗（右）／小林優吾

男子ダブルス：2回戦は譚強／任翔宇（中国）に2-0で勝利！

保木　相手のペアはドライブ戦が強いイメージ。自分たちが縦（トップ＆バック）のスタイルで攻撃することが大事だと思っていました。1ゲーム目はうまくいきましたが、2ゲーム目は中盤から終盤にかけてリードされてしまい、そこは風の対策がうまくできていなかった。相手の球が（風の影響で）失速して短くなるのに、自分たちが足を運べていなかった。でも、終盤で修正できたのはよかったです。

（明日はチア／ソーとの対戦）去年のマレーシアOP以来だと思うので、1年以上やっていない。その間、相手は世界選手権を優勝して、もっと強くなっていると思う。（過去の対戦が5勝2敗で）相性のよい相手と思われるかもしれないけど、今やったらわからない。自分たちが挑戦者、相手が世界王者という気持ちでやることが大事だと思います。

小林　2ゲーム目の入りが大事だとわかっていました。でも、（チェンジエンズによって変わる）シャトルの感覚や、相手の開き直りによるドライブの仕掛けに対して自分たちが引いてしまったのが、リードされる原因だったと思います。2ゲーム目の途中で考え直して、もっとゆっくり時間をかけてプレーすればよかったかなと思います。（リードされたのは）自分のミスからだったので、サービスまわりでの対応をいつも以上に二人で話し合って、保木のカバー力を生かして、自分の調子を戻すことができました。

奈良岡功大

男子シングルス：アンダース・アントンセン（デンマーク）が1ゲーム途中で棄権。

−−相手のケガで終わった

腰を痛がったみたいでした。16-18から17点目を取ったときに、フェイントをかけてロブを打ったのですが、前にきていたアントンセンが後ろにいって無理矢理、思い切り振っていたので、そこなのかどうなのか。

−−短時間で試合は終わった

結果的には助かりました。今日は、いつも通りの自分らしいプレーができたと思います。10-14で負けている時も諦めないでラリーをできて追いつけたので、よかったと思います。

ーーコンディションは、1日で回復しましたか？

めちゃめちゃ重いですね。すごい疲れているなという感じで、アップの時もきつくて大変でした。でも（1回戦よりは）ちょっとよくなっているかなと思います。

ーー明日は石宇奇（シー・ユーチー／中国）と対戦

2勝4敗なので、勝ち越せるようにしたいですし、全力で向かっていきたいです。

取材・構成／平野貴也

写真／Getty Images