7月26日に開催されたダイハツジャパンオープン(代々木第一体育館/Super750)2日目は、各種目1回戦の残りの試合が行なわれた。ここでは、初戦を戦った日本選手のコメントを紹介する。
ジャパンOP
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西本拳太
男子シングルス:1回戦はリー・ジジャ(マレーシア)にファイナルゲーム19本で勝利!
勝ててよかった、というのが本心です。一度離された場面から追いつけたのが成長だと思います。完ぺきな試合というのはないので、その中で勝ちにつなげるという意味では本当によかった。
(初戦の相手としては?)だいぶ、きついですよ……。調子がどうこうではなく、力がある選手。何とかしのぎたいと思っていたので、そこは超えられたのはよかったと思います。(ファイナルゲームの相手の追い上げは)お互いの力の差があれば、こっちが決めたり、相手がミスしたりという展開で終わるけど、能力がある選手が開き直ってくるというのは難しかったです。
明日はより一層の西本コールを待っています。男子シングルスで連覇をめざせる立ち位置にいるのは、僕しかいない。存分に楽しんでやりたい。ぶっ倒れてもいいので、その日できる100パーセントを出すつもりで頑張りたいです。
常山幹太
男子シングルス:1回戦はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)に2-0で勝利!
第1ゲームは、こちらが簡単に上げないようにして、ギンティンがどういう構え方をしているのかを見ながらやりました。それで相手の待っている球を外していたら、リズムが取れなくなっていた。そういう崩しを続けたらミスが増えていたので、それが今日はうまくいったかなと思います。
(沈める球も多かったのは)相手が自分の体まわりに打ってきましたが、それを決めきれていなかった。自分がボディまわりの球をさばくのが好きだというのもあるけど、そこで勝負できると思いました。こちらが簡単に上げると、相手のキレのあるスマッシュがくるので、その球の対応のほうがしんどい。低い展開を多めにしました。
取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO