5月17日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦スディルマン杯2023(中国・蘇州)4日目は、予選リーグが行なわれた。この日はグループCとグループDの最終戦が実施され、リーグ順位が確定した。
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すでに2勝を挙げ、リーグ突破を決めているグループCのマレーシアと台湾。上位候補同士の対戦は、マレーシアが4-1で勝利をつかんだ。混合ダブルスを制したマレーシアは、続く男子シングルスでエースのリー・ジジャ(上写真)が台湾の鉄人、周天成(チョウ・ティエンチェン)を2-0のストレートで退ける。第1ゲームを奪った後の第2ゲームは20オールの接戦となったが、最後はリー・ジジャが気迫を見せて白星を手にした。
第2試合の女子シングルスは、台湾の戴資穎(タイ・ツーイン/上写真)が圧倒して巻き返しをねらったが、男女ダブルスはマレーシアが連勝。マレーシアが“死のグループ”と言われたグループCを首位で通過。台湾で2位で決勝トーナメントに進む。
グループDは日本と韓国の対決を韓国が制した。激戦が予想された両チームの戦いは、韓国が第1試合の混合ダブルスを先制すると、続く男子シングルスも制して連勝。2-0とした韓国は、女子シングルスのアン・セヨン(上写真)が日本の山口茜を11本、15本に抑えて勝利をつかみ、そのまま男女ダブルスも制して5-0で快勝した。
17日の結果、18日の対戦カードは以下の通り。
▼予選リーグ(17日)
【グループC】
マレーシア(3勝)4−1 台湾(2勝1敗)
インド(1勝2敗)4−1 オーストラリア(3敗)
順位/①マレーシア②台湾③インド④オーストラリア
【グループD】
韓国(3勝)5–0 日本(2勝1敗)
フランス(1勝2敗)5−0 イングランド(3敗)
順位/①韓国②日本③フランス④イングランド
▼予選リーグ(18日)
【グループA】
中国(2勝)− デンマーク(2勝)
シンガポール(2敗)− エジプト(2敗)
【グループB】
インドネシア(2勝)− タイ(2勝)
ドイツ(2敗)− カナダ(2敗)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO