4月25日に、アジア選手権2023(UAE・ドバイ)が開幕した。アジアの頂点を決める伝統の大会に、日本代表も参戦。大会初日は各種目の予選や混合ダブルス1回戦などが実施された。
日本勢は、混合ダブルスの金子祐樹/松友美佐紀、山下恭平/篠谷菜留、緑川大輝(上写真・手前)/齋藤夏の3ペアが1回戦に登場(渡辺勇大/東野有紗は欠場)。初戦からアジアの強豪と激突するなか、白星を手にしたのは緑川/齋藤。世界ランク4位のデチャポル/サプシリー(タイ)に対し、第1ゲームを奪われる展開となったが、第2ゲームを21-19で取り返す。ファイナルゲームに入ると、先に4-11とリードを許した緑川/齋藤だったが、後半に追い上げて14オール。さらに7連続得点で引き離した緑川/齋藤が逆転に成功し、強敵を下して2回戦に進出した。
金子/松友は、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン)に0-2のストレート負け。山下/篠谷もインドネシアのジョルダン/オクタビアンティに17本、16本で屈して初戦負けとなった。
25日の結果、26日の対戦カードは以下の通り。
【混合ダブルス】
▼1回戦(4月25日)
金子祐樹/松友美佐紀●0〔18−21、15−21〕②徐承宰/蔡侑玎(韓国)31分
山下恭平/篠谷菜留●0〔17−21、16−21〕②ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)35分
緑川大輝/齋藤夏②〔12−21、21−19、21−15〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)55分
【男子シングルス】
▼1回戦(4月26 日)
奈良岡功大 – バーラス・ラジーシュ(UAE)
常山幹太 – プリンス・ダハール(ネパール)
西本拳太 – ジュウェール・アングロ・アルボ(フィリピン)
【女子シングルス】
▼1回戦(4月26 日)
山口茜 − マルビカ・バンソド(インド)
仁平菜月 − スパニダ・カテソン(タイ)
大堀彩 − 楊芯宜(香港)
川上紗恵奈 − 韓悦(中国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(4月26 日)
武井優太/遠藤彩斗 − 徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)
保木卓朗/小林優吾 − ガラガ/パンジャラ(インド)
古賀輝/齋藤太一 − 譚強/任翔宇(中国)
竹内義憲/松居圭一郎 − 王齊麟/李洋(台湾)
【女子ダブルス】
▼1回戦(4月26 日)
福島由紀/廣田彩花 − 李佳馨/鄧淳薫(台湾)
中西貴映/岩永鈴 − 金昭英/孔熙容(韓国)
松本麻佑/永原和可那 − 吳詠瑢/呂樂樂(香港)
志田千陽/松山奈未 − 李紹希/ペク・ハナ(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO