3月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週の全英OP(Super1000)の結果が反映され、順位&ポイント変動があった。ここではダブルス3種目を紹介する。
【男子ダブルス】
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上位陣に変動なし。全英OP優勝のアルディアント(上写真・右)/アルフィアン(インドネシア)が1位。優勝の1万2000ポイントを加え、10万の大台が見えてきた。準優勝のセティアワン/アッサン(インドネシア)は3位のまま、ポイントも変わっていない。
日本勢1番手は、全英OPベスト8の保木卓朗/小林優吾。4位という順位もポイントも変わらず。なかなか浮上できずにいるが、なんとかトップ3に食い込みたい。日本勢2番手の古賀輝/齋藤太一、3番手の竹内義憲/松居圭一郎は、全英OPで好結果を残せず。ともに順位を落としている。
【女子ダブルス】
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上位陣に変動なく、陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が10万ポイント超えで1位を独走。志田千陽/松山奈未が2位につけており、全英OP優勝の金昭英(キム・ソヨン/上写真・右)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)が3ランクアップの3位と迫ってきた。なお、全英OP準優勝の李紹希(イ・ソヒ)/ベク・ハナ(韓国)が、5ランクアップの15位に浮上している。
日本勢2番手は、7位の福島由紀/廣田彩花。3番手は9位の松本麻佑/永原和可那。ともに2ランクアップと、今週は順位を上げた。
【混合ダブルス】
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全英OP優勝の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が11万5000ポイント超えで1位を独走。2位につける渡辺勇大/東野有紗との差は開くばかりだ。全英OP準優勝の徐承宰(ソ・スンジェ/上写真・奥)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)は、4ランクアップの5位に浮上した。
山下恭平/篠谷菜留が2ランクアップの16位。17位に後退した金子祐樹/松友美佐紀を抜いて、日本勢2番手となった。その差はわずかで、パリ五輪2枠目の行方はまったくわからない。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO