2月17日に開催されたアジア混合団体(UAE・ドーハ)4日目は、決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。グループDを首位通過した日本は、グループC2位のタイと対戦。接戦となった勝負は日本が2-3で敗れ、上位進出を逃している。
予選リーグ3連勝を飾った日本は、決勝トーナメント・準々決勝でタイと対戦。前日のインドネシアとの試合で熱戦をくり広げたタイは、その勢いのまま日本にぶつかる。第1試合の男子シングルスは、日本の渡邉航貴がシットヒコム・タンマシンとの勝負に挑むも、16-21、13-21の0-2で敗戦。さらに、女子シングルスの大堀彩も、ブサナン・ンバルンパンにファイナル勝負の接戦の末17-21で敗れ、日本が2連敗を喫する。
後がない日本は、第3試合の男子ダブルス・保木卓朗(上写真・左)/小林優吾が第1ゲームを17本、第2ゲームも12本に封じて勝利。ようやく白星を手にすると、女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴も、タイの姉妹ペア・ベンヤパ/ヌンタカンに対して第1ゲーム21-19で先制。さらに第2ゲームは20-12の場面から連続失点を許したものの、最後はなんとか振り切り21-17で勝利。日本が2-2のイーブンに戻した。
最後の混合ダブルスは、緑川大輝/齋藤夏が登場。負けられない状況の中、第1ゲームを16−21で奪われるも、続く第2ゲームは緑川/齋藤が21-17で取り返してファイナルゲームへ。なんとか逆転勝利につながる白星をつかみたい緑川/齋藤だったが、最後は14-21で屈して敗戦。日本は2-3でタイに敗れ、準々決勝で敗退となった。
▼準々決勝(2月17日)
日本(グループD1位)2−3 タイ(グループC2位)
MS渡邉航貴●0〔16−21、13−21〕②シットヒコム・タンマシン44分
WS大堀彩●1〔19−21、21−18、17−21〕②ブサナン・ンバルンパン80分
MD保木卓朗/小林優吾②〔21−17、21−12〕0●パランユ/ウォラポル34分
WD中西貴映/岩永鈴②〔21−19、21−17〕0●ベンヤパ/ヌンタカン53分
XD緑川大輝/齋藤夏●1〔16−21、21−17、14−21〕②パッカポン/ファタイマス68分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO