2月16日に開催されたアジア混合団体(UAE・ドーハ)3日目は、各予選リーグが行なわれた。第2シードでグループDに入った日本は、最終戦の台湾に3-2で辛勝して3連勝。リーグ首位で決勝トーナメント進出を決めた。
リーグ2連勝中の日本は、最終戦で台湾と激突。台湾は初戦で香港に敗れていたため、日本に負ければリーグ突破が厳しくなる状況。そんな中、第1試合の男子シングルスは、奈良岡功大(上写真)が周天成(チョウ・ティエンチェン)と対戦。第1ゲーム14-21で奪われると、続く第2ゲームも17本に抑えられて敗戦し、台湾に先制を許す。
第2試合の女子シングルスは、リーグ初戦のパキスタン戦で勝利を飾っている仁平菜月(上写真)が登場。台湾は世界ランク17位の許玟琪を起用したが、この勝負を制したのは仁平。第1ゲーム16本で奪うと、第2ゲームは20オールからの接戦を24-22で勝利し、スコアを1-1のタイに戻した。すると、男子ダブルスは今季からA代表に選出された武井優太/遠藤彩斗が、2-0で勝利。さらに、女子ダブルスの櫻本絢子/宮浦玲奈は、ファイナルゲームとなった勝負を21-12で制して日本の勝利が確定した。混合ダブルスの緑川大輝/東野有紗のペアはストレートで敗れたものの、3-2で白星をつかんだ日本が、リーグ3連勝で首位通過を決めた。
予選リーグ終了後に行なわれた決勝トーナメント・準々決勝の組み合わせ抽選の結果、グループD首位の日本は、グループC2位のタイと激突する。
16日の結果は以下の通り。
▼グループD(2月16日)
日本(3勝)3−2 台湾(1勝2敗)
MS奈良岡功大●0〔14−21、17−21〕②周天成40分
WS仁平菜月②〔21−16、24−22〕0●許玟琪55分
MD武井優太/遠藤彩斗②〔21−16、21−17〕0●盧敬堯/楊博涵42分
WD櫻本絢子/宮浦玲奈②〔18−21、21−10、21−12〕1●張淨惠/楊景惇63分
XD緑川大輝/東野有紗●0〔19−21、17−21〕②葉宏蔚/李佳馨28分
香港(2勝1敗)5−0 パキスタン(3勝)
▼準々決勝(2月17日)
韓国 − インドネシア
タイ − 日本
インド − 香港
中国 − マレーシア
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO