1月6日付で、日本バドミントン協会から今年最初の日本ランキングを発表されている。昨年末に行なわれた全日本総合の結果が反映され、今年の活躍を占うランキングを種目ごとに見ていく。
【男子シングルス】
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全日本総合で決勝を争った2人が1、2位を占めている。優勝した桃田賢斗(NTT東日本/上写真)が1位、準優勝の西本拳太(ジェイテクト)が2位と、順位通りのランキングだ。先月1位だった奈良岡功大(IMG)は3位に後退した。4位以降は、A代表の常山幹太(トナミ運輸)、B代表の田中湧士(NTT東日本)、B代表復帰を果たした大林拓真(トナミ運輸)が続く。
先月のランキングでは15位だった秦野陸(トナミ運輸)が9位に、12位の高橋洸士(トナミ運輸)が10位に浮上。ともにB代表でもあり切磋琢磨して世界をめざす。なお、トナミ運輸は常山、大林、秦野、高橋と、10位以内に4選手がランクインしている。
そのほか、全日本総合に出場したインカレ王者の宮下怜(明治大)が17位、インターハイ王者の齋藤駿(ふたば未来学園高)が18位に、それぞれランクアップした。
【女子シングルス】
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国際大会から全日本総合と連戦が続いた山口茜(再春館製薬所/上写真)が、1位を独走。全日本総合を欠場した奥原希望(太陽ホールディングス)が2位、同準優勝の大堀彩(トナミ運輸)が3位で続く。大堀を追うのは、川上紗恵奈(北都銀行/4位)、髙橋明日香(ヨネックス/5位)、仁平菜月(トナミ運輸/6位)という富岡高(現・ふたば未来学園高)の後輩たち。山口と同チームの後輩、郡司莉子(再春館製薬所)が7位で続く。郡司は今年からA代表に昇格しており、世界トップでの活躍が期待される。
全日本総合ベスト8でB代表入りを果たした選手が2人。栗原あかり(筑波大)は、12月の14位から9位とトップ10入り。水津愛美(ACT SAIKYO)は17位から12位にランクアップしている。インカレ優勝の上杉杏(明治大)は17位、インターハイ優勝の吉川天乃(倉敷中央高)は20位に浮上した。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳