小学生の日本一を決める『第31回全国小学生選手権大会』が、12月24日に開幕(石川県/いしかわ総合スポーツセンター)。競技2日目の25日は、都道府県対抗の男女団体戦(1複2単)の準々決勝から決勝が行なわれた。ここでは、女子団体のダイジェストをお伝えする。
【女子ダイジェスト】
女子も愛知が頂点に立ち、先に優勝を決めていた男子とアベック優勝を成し遂げた。この日、兵庫と埼玉をいずれも2-0で破って決勝に駒を進めた愛知。反対側の山からは、広島戦と神奈川戦を2-1で乗り越えた東京が勝ち上がってきた。
男子同様に3面展開でスタートした決勝は、第2シングルスの平田葵が15本、13本で快勝した東京が先手を奪う。だが、この時点でダブルス、第1シングルスともに第1ゲームを取っていた愛知は、まず、高田万智が強敵の神尾明希をストレートで突き放し、ダブルスの樫尾雫玖/蔡瑄に力強くバトンを託す。期待を受けた2人は、持ち前のスピードを存分に生かして攻撃的なプレーを遂行。最終的には15本オールで試合をまとめ、同県の第13回大会以来となる優勝を決めた。
<女子団体結果>※25日
▼準々決勝
埼 玉 2-0 福 岡
愛 知 2-0 兵 庫
神奈川 2-0 石川A
東 京 2-1 広 島
▼準決勝
愛 知 2-0 埼 玉
樫尾雫玖/蔡瑄②〔21-9、21-15〕0●黒川紗菜/橋爪藍莉
大串恋々奈②〔23-21、21-18〕0●田沢めいな
河村珠莉奈 〔17-13、打切り〕 藤原ほのか
東 京 2-1 神奈川
梅澤唯花/齋藤翼●0〔11-21、17-21〕②柳下璃央/長原里紗
平田葵②〔21-15、21-11〕0●岡村優希美
神尾明希②〔21-10、12-21、21-15〕0●竿田風奏
▼決勝
愛 知 2-1 東 京
樫尾雫玖/蔡瑄②〔21-15、21-15〕0●梅澤唯花/齋藤翼
高田万智②〔22-20、21-14〕0●神尾明希
河村珠莉奈●0〔15-21、13-21〕②平田葵
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/川口洋邦