12月11日にバドミントンS/Jリーグ2022が、埼玉県さいたま市、神奈川県横浜市、石川県金沢市、福井県勝山市の4会場で開催された。ここでは横浜、金沢、勝山大会の女子結果をダイジェストでお伝えする。
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【女子ダイジェスト】
混戦模様のJブロックは、3連勝中の北都銀行と、開幕節で再春館製薬所を破った丸杉が激突。これまでの3試合は、チームの主軸である松本麻佑と永原和可那がそれぞれ後輩選手とのペアで戦った北都銀行は、大事な一戦でオーダーを変更。第2ダブルスに松本麻佑／永原和可那を起用した。一方の丸杉は、第1ダブルスに得点源の福島由紀／廣田彩花を配したため、エース対決とはならず。勝敗のポイントは、シングルスに移った。
勝てばTOP4が近づく戦いは、丸杉が先制。福島／廣田が北都銀行の曽根夏姫／田中果帆を13本、14本で退けた。そしてシングルスは、北都銀行が日本代表の川上紗恵奈、丸杉は古川佳奈で勝負に出ると、川上が18本、12本のストレート勝利。貴重なポイントを北都銀行がつかむと、第2ダブルスの松本／永原が丸杉の川添麻依子／今井莉子を2-0で抑えて勝利。丸杉を2-1で制した北都銀行がブロック4勝目を手にし、TOP4進出を決めた。
同じくJブロックのもう1試合は、再春館製薬所が山陰合同銀行と対戦。再春館は第1ダブルスの志田千陽／廣上瑠依が2-0で先勝すると、シングルスの郡司莉子が、山陰合同・矢﨑月子との接戦をファイナルゲーム22-20で競り勝つ。チームの勝利を確定させた再春館は、第2ダブルスの小野菜保／福本真恵七が19本、6本で白星をつかみ、チームも3-0で勝利。ブロック成績を3勝1敗とした。一方、敗れた山陰合同は4連敗と苦しい状況が続く。
Sブロックはさいたま大会で2試合、金沢大会で1試合が行なわれた。金沢大会では、ヨネックスが七十七銀行との勝負に挑み3-0で快勝。第1ダブルスの櫻本絢子／宮浦玲奈が2-0勝利で勢いをつけると、シングルスの髙橋明日香、第2ダブルスの保原彩夏／杉山明日香もストレート勝利。ブロック成績を4勝1敗とし、他会場で4勝目を手にしたBIPROGYとともにTOP4進出を決めた。
■Sブロック
▼石川・いしかわ総合スポーツセンター
ヨネックス（4勝1敗）３−０ 七十七銀行（1勝2敗）
櫻本絢子／宮浦玲奈②〔21−11、21−11〕０●宮内公佳／向井仁那
髙橋明日香②〔21−19、21−11〕０●池内萌絵
保原彩夏／杉山明日香②〔21−8、21−16〕０●重信萌夏／毛利未佳
■Jブロック
▼神奈川・横浜武道館
北都銀行（4勝）２−１ 丸杉（2勝2敗）
曽根夏姫／田中果帆●０〔13−21、14−21〕②福島由紀／廣田彩花
川上紗恵奈②〔21−18、21−12〕０●古川佳奈
松本麻佑／永原和可那②〔21−18、21−16〕０●川添麻依子／今井莉子
▼福井・勝山市体育館
再春館製薬所（3勝1敗）３−０ 山陰合同銀行（4敗）
志田千陽／廣上瑠依②〔21−17、21−5〕０●佐藤茅穂／伊藤朱里
郡司莉子②〔21−16、15−21、22−20〕１●矢﨑月子
小野菜保／福本真恵七②〔21−19、21−6〕０●髙崎夏実／田部真唯
文／バドミントン・マガジン編集部
