8月23日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)2日目は、各種目の1、2回戦が行なわれ、日本代表選手は女子シングルス、混合ダブルスに登場。ここでは、混合ダブルス1回戦に出場した緑川大輝/齋藤夏の試合結果とコメントをお伝えする。
世界選手権2022
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【混合ダブルス】
世界選手権初出場となる日本王者の緑川大輝(上写真・左)/齋藤夏は、1回戦でフランスペアと対戦。第1ゲーム、相手が大きく上げてくる展開を見逃さず、鋭いアタックを決めた緑川。「出だしがすごくよくて、波に乗れた」(緑川)というように、主導権を握って第1ゲームは14本で制した。
続く第2ゲームは「相手が展開を変えてきた」(齋藤)と、ドライブやネット前での勝負が増えたものの、前衛の齋藤がしっかりさばいて緑川の攻撃につなげ、最後は21-13で勝利。初めての世界選手権で白星をつかんだ。
【コメント】
緑川 第1ゲームは出だしがすごくよかったので、波に乗れたのかなと思います。相手が上げてくれたので攻めていくことが多かったし、それがプレッシャーになっていたと思います。会場の風にも対応できていたし、自分たちの中では(本来の)半分ぐらいの出来ですけど、ここからまだまだ上がっていくと思う。コンビネーションを高めていきたいと思います。
齋藤 第2ゲームは相手が展開を変えてきて、前に落とすことも少し多くなりました。そこで(前衛の)自分がしっかり前を取って、相手が上げてきたところはミドリが打ってくれるカタチに持っていけたかなと思います。飛ばない体育館なので、私が後ろに下げられることが多かったけど、そこから2人でしっかり攻撃をできたのがよかったです。
▼1回戦(8月23日)
緑川大輝/齋藤夏②〔21−14、21−13〕0●デリュー/へリアウ(フランス)40分
▼2回戦
緑川大輝/齋藤夏 ― ラムスフス/ロハウ(ドイツ)
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳