1999年から2013年まで国際審判員として多くの国際大会で主審、サービスジャッジ、線審を務めた上田敏之さん。国内でも約30年にわたり、審判員・レフェリーとしてのキャリアを積み、日本のバドミントンの発展を支えてきた。
そんな上田さんが執筆した『おぼえようバドミントンのルール』が発売された。
この本は、ジュニアクラブの名門・小平ジュニアでコーチも務める上田氏ならではの視点で構成され、豊富なイラストや写真で、子どもも理解しやすい内容になっている。
たとえば、「オーバー・ザ・ネット」についてのページでは、打った瞬間、ネットの位置に対し、打点やラケットがどこにあれば、ルール違反にならないのか、4通りのイラストで解説されている。
各ページには、もっと詳しくルールを知りたい人のために、そのテーマに関する規則の名前と条項が記され(①)、また関連する内容が載ったページも紹介されているので(②)、理解を深めやすい。
基本的なルールを知りたい初心者はもちろん、ルールを正しくおぼえ直したい人にもぴったりだ。準3級や3級の公認審判員資格を取りたい人には、受験前に必ず目を通してもらいたい。全編ルビ入りで子どもたちへのプレゼントにもおすすめ。
各章の内容は以下の通り。
第1章 バドミントンの基礎知識
第2章 試合の進めかた
第3章 サービスの順番
第4章 サービスの打ちかた
第5章 ラリーに関するルール
第6章 審判をやってみよう
このほか、審判員のための用語集やバドミントンの用語集〈さくいん〉も掲載
【著者の上田敏之さんからのメッセージ】
「小さいうちからルールに関心を持ち、知識を蓄えていくことで、自分自身で考えながら、ゲームを進めることにつながると思っています。この本では、バドミントンのルールをいろいろな角度から紹介しています。ルールに興味を持って、さらなる自分の技術向上に役立ててもらえたらうれしいです」(はじめにより)
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