8月22日から28日まで日本で初開催されるBWF世界選手権2022(東京体育館)に出場する日本代表選手が、8月6日に行なわれたメディア向けのオンライン会見に応じた。今大会の中継を行なうテレビ朝日による会見には、選抜された13名の日本代表が参加。それぞれ、世界選手権に向けたテーマや意気込みを語っている。ここでは、ダブルス3種目に出場する10名のコメントを紹介する。
【女子ダブルス】
福島由紀(左)/廣田彩花
世界選手権の主な成績
2017〜19年:銀メダル
福島 いつも私たちはこの言葉を言っていますが、自分らしく、フクヒロらしい試合が一戦一戦できるように頑張っていきたいです。
廣田 強い自分たちを見せたいですし、一戦一戦自分たちの力を出し切れば勝ちにつながってくると思うので、そういう試合ができればと思います。
松本麻佑(右)/永原和可那
世界選手権の主な成績
2018年&19年:金メダル
松本 私たちの最大限の力を試合で出し切りたい、という気持ちで書きました。身長とパワーを生かしたプレーで、相手を圧倒できるぐらいの力を出せればと思います。
永原 最近は自分たちの力を出し切ることが少なかったので、東京で悔いなく試合ができるようにと、この言葉を選びました。松本が心強いので、私もそれに負けないように、自分の気持ちを前面に出していきたいと思います。
志田千陽(左)/松山奈未
世界選手権の主な成績
2021年:ベスト8
志田 勢いや元気いっぱいな部分を見られがちですが、私たちスピードのある攻撃が持ち味なので、そこを皆さんに見てもらえたらうれしいです。
松山 東京での世界選手権は、いろんなプレッシャーなどがあって、いいことばかりではないと思います。でも、その中でシダマツらしさをずっと持ち続けて試合ができたらと思い、この言葉にしました。
【男子ダブルス】
保木卓朗(左)/小林優吾
世界選手権の主な成績
2021年:金メダル
保木 僕は昨年息子が生まれ、小林にも娘さんがいて、それが二人の共通点。そして家族のためなら頑張れるので、これを目標にしました。僕たちは連覇がねらえる立場ですが、向かっていくことを大事にしていこうと思います。
小林 自分たちは攻撃的なプレースタイル。自分たちのプレーを出せば勝てると思うので、そこを最後まで曲げずに頑張りたいと思います。
【混合ダブルス】
渡辺勇大(左)/東野有紗
世界選手権の主な成績
2021年:銀メダル
渡辺 僕らがめざしているのは、一番輝く色のメダル。そのためにバドミントンを続けていますし、東京五輪で銅メダルは獲得しましたが、まだ世界選手権などめざすものはたくさんあります。その中で今回の日本開催、そこでの金メダル。『金しか勝たん』という気持ちで頑張っていきたいと思います。
東野 2019年に銅メダル、21年に銀メダルなので、今回は金メダルでステップアップしたいです。東京五輪では銅メダルでしたが、自分たちの求めていたメダルの色ではなかったので、ここで金メダル取れるようにリベンジしたいと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真提供/テレビ朝日