【マレーシアマスターズ2022】渡辺&東野が中国の若手ペアを撃破!桃田は日本人対決を制す!<2日目結果>

7月6日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ(Super500・クアラルンプール)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。

初日結果

混合ダブルスは山下恭平/篠谷菜留が試合前に棄権しており、渡辺勇大(上写真・手前)/東野有紗、金子祐樹/松友美佐紀の2ペアがコートに立った。渡辺/東野は中国の若手ペアと対戦すると、第1ゲームは20-22で奪われる展開。しかし、第2ゲームを21-12で制した渡辺/東野は、続く最終ゲームも主導権をしっかり握って21-12。侮れない相手を逆転勝利で退けて、2回戦に進出した。金子/松友は香港のエース、鄧俊文(タン・チュンマン)/謝影雪(ツェ・イエンスエット)に挑むと、1-1のファイナルゲームとなった勝負を最後は21-19で勝利。格上となる相手を1時間近い熱戦の末に下し、初戦を突破した。

金子(左)/松友は東京オリンピック4位の香港ペアを2-1で撃破

女子シングルスは山口茜、奥原希望の2選手が登場。前週のマレーシアOP(S750)では初戦敗退を喫した山口だったが、この日はカナダのミシェル・リーに対して、第1ゲーム15本で先制すると、第2ゲームも相手のミスを誘う試合運びを見せて21-13で勝利。2-0のストレート勝ちで2回戦に進出した。奥原希望も、ドイツの一番手、イボンヌ・リを9本19本で退けて初戦を突破している。

男子シングルスは、桃田賢斗と渡邉航貴の日本人対決を桃田が2-0で制し、2回戦に進出。アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)と対決した西本拳太は、ファイナルゲーム20オールの大接戦をモノにできず、悔しい敗戦。常山幹太(上写真)は中国の若手、趙俊鵬(ツァオ・ジュンペン)を2-0で退け、初戦を突破した。2回戦は桃田と常山の日本人対決となる。また、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那は、タイペアを2-0で退けて順当に2回戦に勝ち上がっている。

6日の結果、7日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(7月6日)

常山幹太②〔21−16、21−16〕0●趙俊鵬(中国)36分

桃田賢斗②〔21−18、21−13〕0●渡邉航貴 44分

西本拳太●1〔21−8、14−21、20−22〕②アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)66分

▼2回戦(7月7日)

桃田賢斗 – 常山幹太

西本はインドネシアのギンティンに対してファイナルゲーム20オールに持ち込んだものの、最後は相手に押し切られ敗戦

【女子シングルス】

▼1回戦(7月6日)

奥原希望②〔21−9、21−19〕0●イボンヌ・リ(ドイツ)33分

山口茜②〔21−15、21−13〕0●ミシェル・リー(カナダ)29分

▼2回戦(7月7日)

山口茜 – 王祉怡(中国)

奥原希望 – ピッタヤポン・チャイワン(タイ)

【男子ダブルス】

▼2回戦(7月7日)

保木卓朗/小林優吾 − ゴーVS/ローJS(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼1回戦(7月6日)

松本麻佑/永原和可那②〔21−10、21−11〕0●ピチャモン/ナンナパス(タイ)29分

▼2回戦(7月7日)

志田千陽/松山奈未 – クスマ/プラチウィ(インドネシア)

福島由紀/廣田彩花 – タン/ティナー(マレーシア)

松本麻佑/永原和可那 – チェオン/テオー(マレーシア)

【混合ダブルス】

▼1回戦(7月6日)

渡辺勇大/東野有紗②〔21−23、21−12、21−12〕1●郭新娃/張殊賢(中国)59分

金子祐樹/松友美佐紀②〔21−17、19−21、21−19〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)58分

山下恭平/篠谷菜留●キケン○楊博軒/胡綾芳(台湾)

▼2回戦(7月7日)

金子祐樹/松友美佐紀 – リバルディ/メンタリ(インドネシア)

渡辺勇大/東野有紗 – クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/07/06

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