6月9日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(ジャカルタ/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本代表は女子シングルスの川上紗恵奈、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏が登場。準々決勝の切符をかけて、接戦をくり広げた。
1回戦で韓国のシム・ユジンに2-0で勝利した川上(上写真)。上位進出に向けてデンマークの世界ランク33位・リーネ・フォウマーク・カエスフェルトとの勝負に挑むと、第1ゲームは13-21で先制を許した。第2ゲームは、川上が16-7と大量リード。そのまま押し切って1-1のイーブンに戻したが、ファイナルゲームは5-11と先行される苦しい展開に。逆転勝利をめざした川上だが、最後は13-21で振り切られ、ベスト8入りならなかった。
緑川/齋藤(上写真・左)は、世界ランク24位のタイペアと対戦。第1ゲームは前半にリードを奪われた緑川/齋藤が12-21で落としたものの、第2ゲームは18-20から4連続ポイントを奪い逆転に成功。最終ゲームに持ち込んだ。
第2ゲームを制した勢いを勝利につなげたい緑川/齋藤だったが、ファイナル勝負は互いに主導権を譲らず、シーソーゲームの展開に。先に20-18でマッチポイントを握った日本ペアだが、ここからタイペアに4連続ポイントを奪われ20-22。接戦をモノにできず、惜しくも2回戦敗退となった。
9日の結果は以下の通り。
【女子シングルス】
▼2回戦(6月9日)
川上紗恵奈●1〔13−21、21−18、13−21〕②リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)61分
▼2回戦(6月9日)
緑川大輝/齋藤夏●1〔12−21、22−20、20−22〕②スパク/スピッサラ(タイ)54分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO