【アジア選手権2022】渡辺&東野、山口茜が準決勝に進出!中西&岩永は韓国ペアを撃破!<準々決勝結果>

4月29日に開催されたアジア選手権(フィリピン・マニラ)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。5種目で準々決勝に勝ち進んだ日本勢。準決勝には混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗、女子シングルスの山口茜、女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴、福島由紀/廣田彩花が勝ち進んだ。

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3日目の結果は こちら

混合ダブルスの渡辺(上写真・左)/東野は、マレーシアペアを2-0で下した。第1ゲームこそ21-18と接戦でつかみとったが、第2ゲームは10連続ポイントなどで突き放して快勝。30分のスピード決着でベスト4進出を決めた。準々決勝に勝ち進んでいた金子祐樹/松友美佐紀は中国ペアに、山下恭平/篠谷菜留はインドネシアペアにそれぞれ0-2のストレート負けを喫している。

女子シングルスは、山口茜(上写真)がタイのポンパウィ・チョチュウォンに2-1で競り勝った。第1ゲームを9-21で失った山口だったが、第2ゲーム21-15で取り返すと、最終ゲームは17本で制して逆転勝利を飾り、準々決勝を突破した。アン・セヨン(韓国)と対戦した髙橋沙也加は15本、11本で抑えられてベスト4進出はならなかった。

女子ダブルスは、中西(上写真・右)/岩永が世界ランク2位の李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン/韓国)から金星を奪取。最終ゲームにもつれた戦いは中西/岩永が21-15でモノにし、1時間近い熱戦を制して準決勝に駒を進めた。福島由紀/廣田彩花は、マレーシアの若手ペアとの勝負をファイナルゲーム16本で制しベスト4進出を決めている。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、インドネシアペアとの接戦に敗れてベスト8を逃した。

29日の結果、30日の準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(4月29日)

リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−13、21−11〕0●常山幹太36分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔22−20、23−21〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)47分

チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)②〔21−17、21−14〕0●李詩灃(中国)42分

翁泓陽(中国)②〔21−13、16−21、21−11〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)60分

▼準決勝(4月30日)

チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ – ジョナタン・クリスティ

リー・ジジャ − 翁泓陽

【女子シングルス】

▼準々決勝(4月29日)

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−9、13−21、21−19〕1●何冰嬌(中国)76分

王祉怡(中国)②〔21−19、21−9〕0●シュー・ウェンチ(台湾)34分

山口茜②〔9−21、21−15、21−17〕1●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)55分

アン・セヨン(韓国)②〔21−15、21−11〕0●髙橋沙也加30分

▼準決勝(4月30日)

山口茜 – プサルラ・V.シンドゥ

王祉怡 – アン・セヨン

【男子ダブルス】

▼準々決勝(4月29日)

A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔12−21、21−14、21−16〕1●シェティ/ランキレッディ(インド)53分

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔21−19、21−14〕0●譚強/任翔宇(中国)33分

クスマワルダナ/ラムビタン(インドネシア)②〔21−15、19−21、21−19〕1●保木卓朗/小林優吾63分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−16、21−16〕0●ティーKW/マンWC(マレーシア)28分

▼準決勝(4月30日)

ゴーSF/N・イズッディン – A・チア/ソーWY

クスマワルダナ/ラムビタン − アルディアント/アルフィアン

【女子ダブルス】

▼準々決勝(4月29日)

中西貴映/岩永鈴②〔21−23、21−15、21−15〕1●李紹希/申昇瓚(韓国)58分

福島由紀/廣田彩花②〔14−21、21−19、21−16〕1●タン/ティナー(マレーシア)68分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−15、21−19〕0●志田千陽/松山奈未41分

杜玥/李汶妹(中国)②〔21−10、21−12〕0●ラマドハンティ/スギアルト(インドネシア)36分

▼準決勝(4月30日)

陳清晨/賈一凡 – 杜玥/李汶妹

中西貴映/岩永鈴 – 福島由紀/廣田彩花

【混合ダブルス】

▼準々決勝(4月29日)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−10、22−20〕0●金子祐樹/松友美佐紀32分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−18、21−5〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)30分

ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)②〔21−17、22−20〕0●山下恭平/篠谷菜留39分

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−13、21−11〕0●リバルディ/メンタリ(インドネシア)29分

▼準決勝(4月30日)

渡辺勇大/東野有紗 − 王懿律/黄東萍(中国)

鄭思維/黄雅瓊(中国) − ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/アジア連盟

投稿日:2022/04/30
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