4月28日に開催されたアジア選手権(フィリピン・マニラ)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
女子シングルスは山口茜(上写真)、髙橋沙也加の2選手が白星を奪取。インドネシア選手と対戦した山口は、第1ゲームを21-23で奪われたものの、第2ゲームを21-9で制して1-1のイーブンに戻すと、最終ゲームは21-19に抑えて逆転勝利。ベスト8進出を決めた。髙橋はシンガポールの成長株、イェオ・ジャミンとのファイナル勝負を2-1で制し、こちらも準々決勝に駒を進めた。
女子ダブルスは3ペアが順当に準々決勝に進出した。志田千陽/松山奈未(上写真・左)は香港ペアに2-0で快勝。中西貴映/岩永鈴も2-0のストレート勝利でベスト8進出を決めている。福島由紀/廣田彩花もタイペアに13本、18本で勝利し、2回戦をしっかり勝ち抜いた。
男子シングルスは常山幹太(上写真)が、ベトナムのベテラン選手に圧勝。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾も、シンガポールペアを圧倒して勝ち進んだほか、混合ダブルスも渡辺勇大/東野有紗、金子祐樹/松友美佐紀、山下恭平/篠谷菜留ら3ペアが勝ち抜いて準々決勝に進んでいる。
28日の結果、29日の準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(4月28日)
渡邉航貴●0〔16−21、6−21〕②ロー・ケンイゥ(シンガポール)30分
常山幹太②〔21−9、21−10〕0●グエン・ティエンミン(ベトナム)33分
西本拳太●1〔14−21、21−13、13−21〕②アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)60分
▼準々決勝(4月29日)
常山幹太 – リー・ジジャ(マレーシア)
ロー・ケンイゥ(シンガポール)− ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
李詩灃(中国) − チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)
翁泓陽(中国) − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
【女子シングルス】
▼2回戦(4月28日)
山口茜②〔21−23、21−9、21−19〕1●コマング・アユ・カヤ・デウィ(インドネシア)46分
髙橋沙也加②〔21−12、14−21、21−16〕1●イェオ・ジャミン(シンガポール)49分
▼準々決勝(4月29日)
プサルラ・V.シンドゥ(インド) − 何冰嬌(中国)
王祉怡(中国) − (台湾)
山口茜 − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
髙橋沙也加 – アン・セヨン(韓国)
【男子ダブルス】
▼2回戦(4月28日)
古賀輝/齋藤太一●0〔17−21、15−21〕②シェティ/ランキレッディ(インド)43分
保木卓朗/小林優吾②〔21−10、21−12〕0●ヒー/ロー(シンガポール)23分
▼準々決勝(4月29日)
シェティ/ランキレッディ(インド) − A・チア/ソーWY(マレーシア)
ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア) − 譚強/任翔宇(中国)
保木卓朗/小林優吾 – クスマワルダナ/ラムビタン(インドネシア)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − ティーKW/マンWC(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(4月28日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−9、21−16〕0●ディン/ファム(ベトナム)34分
福島由紀/廣田彩花②〔21−13、21−18〕0●チャシニー/ジェニチャ(タイ)38分
志田千陽/松山奈未②〔21−7、21−13〕0●吳芷柔/ツァン(香港)29分
▼準々決勝(4月29日)
中西貴映/岩永鈴 – 李紹希/申昇瓚(韓国)
福島由紀/廣田彩花 – タン/ピアリー(マレーシア)
志田千陽/松山奈未 – 陳清晨/賈一凡(中国)
ラマドハンティ/スギアルト(インドネシア) − 杜玥/李汶妹(中国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(4月28日)
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−19、16−21、21−13〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)57分
山下恭平/篠谷菜留②〔21−15、21−17〕0●張德正/吳詠瑢(香港)36分
渡辺勇大/東野有紗②〔22−20、21−16〕0●ヒー/タン(シンガポール)31分
▼準々決勝(4月29日)
金子祐樹/松友美佐紀 − 鄭思維/黄雅瓊(中国)
渡辺勇大/東野有紗 – タンKM/ライPJ(マレーシア)
山下恭平/篠谷菜留 – ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)
王懿律/黄東萍(中国) − リバルディ/メンタリ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/アジア連盟