4月12日から17日まで、BWFワールドツアー・韓国マスターズ(光州広域市/S300)が開催された。日本勢は男子シングルスの奈良岡功大が準優勝、男子ダブルスの小野寺雅之/岡村洋輝がベスト4の成績を残した。
奈良岡(上写真)は2回戦で中国期待の若手、李詩灃(リ・シーフェン)をファイナルゲームの末に撃破。準決勝でもマレーシア選手との接戦を制して決勝に進出した。優勝をかけて地元韓国のチョン・ヒョクジンと決勝で対戦したが、第1ゲームは奈良岡が17-21で奪われると、第2ゲームも16-21で押し込まれ敗退。優勝は逃したものの、準優勝の好成績を残した。
小野寺(上写真・左)/岡村は準々決勝で今年の全英OPを制したマウラナ/フィクリ(インドネシア)を1時間18分の激闘の末に勝利。準決勝では韓国のベテラン選手、金基正(キム・キジュン)/金サランと再び1時間を超える熱戦を演じたが、最後は19-21で敗戦。決勝の切符はつかめなかったが、ベスト4の成績で大会を終えた。
そのほか、日本勢は女子シングルスの髙橋明日香、混合ダブルスの西川裕次郎/尾﨑沙織がベスト8に進出している。
17日に行なわれた決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
チョン・ヒョクジン(韓国)②〔21−17、21−16〕0●奈良岡功大63分
【女子シングルス】
何冰嬌(中国)②〔21−14、14−21、21−9〕1●陳雨菲(中国)63分
【男子ダブルス】
金基正/金サラン(韓国)②〔21−14、21−16〕0●劉雨辰/欧烜屹(中国)37分
【女子ダブルス】
金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−17、21−12〕0●ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)54分
【混合ダブルス】
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−17、21−17〕0●欧烜屹/黄雅瓊(中国)44分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO