4月2日、桃田賢斗が社会貢献活動の一環として、自身がアンバサダーを務めるスポーツ栄養ブランド「Herbalife 24(ハーバライフ・トゥエンティフォー)」を日本国内で展開するハーバライフ・オブ・ジャパン株式会社のCSRイベントに登場した。
イベントが開催されたのは、新宿住友ビル三角広場。会場には国際大会でも使用されるバドミントンのコートマット5面が用意され、約150名のハーバライフ・ニュートリションのメンバーやカスタマー、子どもたちが桃田と一緒にバドミントンを楽しんだ。
約1時間半のエンジョイタイムでは、参加者は桃田とラリーを行なったほか、各コートに設定されたアトラクションやトレーニングで体を動かした。イベント後半の「桃田チャレンジ」では、高校生以下の子どもたちが3人1組で、桃田にチャレンジ。子どもたちの鋭いスマッシュに、桃田が国際大会で見せるようなダイビングレシーブを披露する場面もあった。
イベントでは、今年1月に新たにハーバライフ・オブ・ジャパン株式会社の社長に就任した竹本エリ社長と桃田によるトークセッションも。
トークセッションでは、事前に参加者から質問が寄せられ、それに桃田が答えた。トークセッションの最後に、竹本社長から、「世界のトップレベルで戦い続けるために、どんな考え方で取り組んでいるのか」と質問された桃田は、「自分の取り組むことを楽しむことが大事。苦しんだりすることもあるが、あきらめずにやり続けると、楽しいと感じる瞬間がくる。苦しみに挫折してしまい、やめてしまう人もいるが、それを乗り越え、踏ん張ることで、その先に楽しさがある」と語った。
ハーバライフ・ニュートリションがサポートしている慈善団体であるハーバライフ・ニュートリション・ファンデーション(HNF)は、1994年に創立された非営利団体で、社会的に弱い立場にあるコミュニティをサポートする組織などへ栄養提供による支援を行なっている。また、子どもたちの食生活の改善を中心とした支援活動を行なうカーサ・ハーバライフ・ニュートリションプログラムは、現在、アジア・パシフィック地域の13カ国38カ所以上にまで広がり、日本では神戸実業学院でプログラムを実施し、約50人の子どもたちの健やかな成長をサポートしている。
イベントのクロージングセレモニーでは、神戸実業学院の子どもたちからお礼のビデオメッセージがステージ上の大型ビジョンで映し出され、桃田へは子どもたちから手作りのメッセージカードが贈られた。
イベントを終えた桃田は「コロナ禍でこうしたイベントなどができなかったが、今日は皆さんからパワーをもらった」と語り、「最近はなかなか納得のできる結果が出せていませんが、ここが踏ん張りどころだと思うので、皆さんのパワーをもらって、もっともっと頑張っていきたい」と今後の活躍を誓った。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部