バドミントンの日本一を決める全日本総合(東京・代々木第二体育館)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。ここでは、男子シングルスと女子シングルスのダイジェストをお伝えしよう。
■男子シングルス
桃田賢斗が佐々木翔との決勝を制して初優勝。2年連続で同じ顔合わせとなった試合は、1ゲームを17本で奪った桃田が、第2ゲームでさらにエンジンを加速させる。鋭いスマッシュを何度もコートに叩きつけ、9本に抑える完勝。1年前に敗れた王者にリベンジを果たし、念願だった日本一の座についた。
■女子シングルス
奥原希望が佐藤冴香を下して、4年ぶり2回目の総合制覇を遂げた。第1ゲームを12本で奪った奥原だったが、第2ゲームはねばる佐藤に主導権を握られリードを許す展開。しかし、優勝への執念を見せた奥原がじわじわと差をつめると、最後は5点差をひっくり返す逆転劇で優勝をもぎとった。