3月17日に開催されたBWFワールドツアー・全英選手権(バーミンガム/Super1000)2日目は、各種目2回戦が行なわれた。
2日目/3月17日
初日/3月16日
選手コメント-1
福島由紀&廣田彩花
選手コメント-2
桃田賢斗、保木&小林
日本勢は5種目で2回戦に進出。男子シングルスの桃田賢斗(上写真)は、韓国の許侊熙(ホ・クァンヒ)と対戦。昨年の東京オリンピックで敗れた相手に、第1ゲームを16本で奪った桃田。第2ゲームも自分のペースを崩さずにラリーを制し、21-12で勝利。ベスト8入りを決めた。
女子シングルスは、山口茜、奥原希望、髙橋沙也加(上写真)の3選手が準々決勝に進出した。山口は、インドのサイナ・ネワールとの対戦でファイナルゲームにもつれる展開。出だしの連続得点で9-1と大きくリードを広げた山口は、後半に15オールとされるも、底力を発揮して21-17で勝利をつかんだ。髙橋はプサルラ・V.シンドゥ(インド)との勝負に挑み、2-1で勝利。66分の激闘を制してみせた。奥原希望は、中国の若手選手に2-0のストレート勝ちで2回戦を突破している。
男子ダブルスは、古賀輝/齋藤太一、竹内義憲/松居圭一郎がランキング上位ペアに敗戦するも、世界王者の保木卓朗/小林優吾が白星を獲得。イングランドペアを相手に、ファイナルゲーム20オールの接戦となったが、最後は保木/小林が2連取を奪って勝利。2戦連続の熱戦を制して、ベスト8入りを果たしている。
女子ダブルスは、志田千陽/松山奈未がスウェーデンペアに勝利。混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗、金子祐樹(上写真・右)/松友美佐紀の2ペアがそれぞれ2回戦を突破して、準々決勝進出を決めている。
2回戦の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(3月17日)
桃田賢斗②〔21−16、21−12〕0●許侊熙(韓国)42分
▼準々決勝(3月18日)
桃田賢斗 – リー・ジジャ(マレーシア
ビクター・アクセルセン(デンマーク)− アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
陸光祖(中国) − ラクシャ・セン(インド)
周天成(台湾) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼2回戦(3月17日)
髙橋沙也加②〔21−19、16−21、21−17〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)66分
山口茜②〔21−14、17−21、21−17〕1●サイナ・ネワール(インド)50分
奥原希望②〔21−15、21−18〕0●韓悦(中国)42分
▼準々決勝(3月18日)
奥原希望 – 戴資穎(台湾)
アン・セヨン(韓国) − アイリス・ワン(アメリカ)
陳雨菲(中国) − 何冰嬌(中国)
山口茜 − 髙橋沙也加
【男子ダブルス】
▼2回戦(3月17日)
古賀輝/齋藤太一●1〔21−15、18−21、18−21〕②ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)68分
保木卓朗/小林優吾②〔21−11、19−21、24−22〕1●ラーン/ベンディ(イングランド)67分
竹内義憲/松居圭一郎●0〔12−21、7−21〕②アストルップ/ラスムセン(デンマーク)30分
▼準々決勝(3月18日)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − シェティ/ランキレッディ(インド)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
保木卓朗/小林優吾 – フィクリ/マウラナ(インドネシア)
カルナンド/マーティン(インドネシア)− 譚強/何濟庭(中国)
【女子ダブルス】
▼2回戦(3月17日)
志田千陽/松山奈未②〔21−19、21−19〕0●マグヌッソン/ニスタッド(スウェーデン)35分
中西貴映/岩永鈴●1〔21−18、19−21、16−21〕②タン/ティナー(マレーシア)74分
▼準々決勝(3月18日)
志田千陽/松山奈未 – 金昭英/孔熙容(韓国)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − 鄭雨/張殊賢(中国)
タン/ティナー(マレーシア)− 金ヘヨン/チョン・ナユン(韓国)
李紹希/申昇瓚(韓国)− ジョリー/プレーラ(インド)
【混合ダブルス】
▼2回戦(3月17日)
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−15、21−23、22−20〕1●エリス/スミス(イングランド)68分
渡辺勇大/東野有紗②〔21−19、21−17〕0●フレディナンシャー/ウィジャジャ(インドネシア)48分
▼準々決勝(3月18日)
デチャポル/サプシリー(タイ)− ジケル/デリュー(フランス)
渡辺勇大/東野有紗 – 金子祐樹/松友美佐紀
ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア) − 王懿律/黄東萍(中国)
鄭思維/黄雅瓊(中国)− タンKM/ライPJ(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO