3月16日にBWFワールドツアー・全英選手権(バーミンガム/S1000)が開幕。大会初日の試合を終えた日本選手のコメントを紹介する。
初日/3月16日
保木卓朗(右)/小林優吾
男子ダブルス/1回戦はマレーシアペアに2-1で勝利。
――ファイナルゲームとなった試合を振り返って
保木 1ゲーム目をいい形で取って2ゲーム目も競るところまでいったけど、最後は自分たちのミスで落としてしまった。ファイナルゲームは11-5までいってリードすることができたけど、後半に追いつかれて厳しい展開になりました。でも、なんとか我慢することを考えて、必死に打ちました。
−−最後はどう踏ん張ることができたか
小林 相手は最後のあたりでレシーブに自信をもってまわしてきたけど、そこで自分たちが我慢したり、相手のドライブだったり、落とすショットをクオリティよく返すことを考えていた。調子はよくなかったけど、そこが最後うまくできてよかったです。
−−世界王者になり、追われる立場になって
保木 (相手に)向かってこられる感じはあります。(世界選手権の)タイトルは取ったけど、まだまだ自分たちが世界チャンピオンには足りていないと思っています。本当の世界ランク1位をめざしているので、自分たちが向かっていけば、もっといい結果が出ると思っています。
桃田賢斗
男子シングルス/1回戦はデンマーク選手の途中棄権により勝利。
――今日の試合について
この舞台は何度試合をしても緊張してしまいます。出だしはあまりよくなかったけど、ちょとずつ緊張はほぐれていました。相手ともっと切磋琢磨したかったので、最後まで試合ができず残念です。でも、楽しくプレーはできたかなと思います。
――試合を振り返ってよかった点は
コートカバー力がよかったです。足をしっかり動かして、コートの中を動くことができました。
――明日以降の試合に向けて
次の試合も厳しい戦いになると思います。相手より1球でも多く球を返すんだという強い気持ちを持って、楽しくプレーしたいと思います。
構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO