3月9日に開催されたBWFワールドツアー・ドイツOP(ミュルハイム・アン・デア・ルール/Super300)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。
3月9日
1回戦/初日結果
日本は初日に古賀輝/齋藤太一、竹内義憲/松居圭一郎、髙橋沙也加がそれぞれ白星を獲得。2日目から登場する日本勢も、この勢いに乗るかのように勝利をつかみとった。男子ダブルスは、2021年世界選手権優勝の保木卓朗/小林優吾が、マレーシアペアに快勝。相手は昨季後半から本格的にペアを組むベテランだったが、第1ゲームを13本、第2ゲームも同じく13本に抑えて2回戦に進出した。
女子ダブルスも、昨季後半から好結果を残す志田千陽/松山奈未、中西貴映/岩永鈴がそれぞれ勝利。女子シングルスは世界女王の山口茜が、エストニア選手を圧倒して初戦を突破している。
男子シングルスは、桃田賢斗と西本拳太の同国対決。第1ゲームを23-21で西本が奪うと、続く第2ゲームも21-9に封じて2-0で勝利。桃田は初戦で姿を消した。また、同じく日本ペア対決となった混合ダブルスは、金子祐樹/松友美佐紀が、東京五輪銅メダリストの渡辺勇大/東野有紗を2-0で下し、2回戦に勝ち上がっている。
3月9日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(3月9日)
西本拳太②〔23−21、21−9〕0●桃田賢斗45分
▼2回戦(3月10日)
西本拳太 – ブライアン・ヤン(カナダ)
【女子シングルス】
▼1回戦(3月9日)
大堀彩●0〔20−22、17−21〕②何冰嬌(中国)41分
山口茜②〔21−6、21−14〕0●クリスティン・クウバ(エストニア)32分
▼2回戦(3月10日)
山口茜 – 何冰嬌(中国)
髙橋沙也加 – 戴資穎(台湾)
【男子ダブルス】
▼1回戦(3月9日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−13、21−13〕0●タンWK/タンKM(マレーシア)35分
小野寺雅之/岡村洋輝●0〔22−24、11−21〕②ガラガ/パンジャラ(インド)40分
▼2回戦(3月10日)
保木卓朗/小林優吾 – ジルレ/ファン・デル・レック(オランダ)
古賀輝/齋藤太一 – 劉雨辰/欧烜屹(中国)
竹内義憲/松居圭一郎 – ラムスフス/ザイデル(ドイツ)
【女子ダブルス】
▼1回戦(3月9日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−16、21−10〕0●トラン/ラムベルト(フランス)41分
星千智/松田蒼 ●キケン○ 金昭英/孔熙容(韓国)
志田千陽/松山奈未②〔21−13、21−13〕0●ポンナッパ/レッディ(インド)39分
▼2回戦(3月10日)
中西貴映/岩永鈴 – G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
志田千陽/松山奈未 – 鄭景銀/金慧貞(韓国)
【混合ダブルス】
▼1回戦(3月9日)
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−15、21−19〕0●渡辺勇大/東野有紗41分
山下恭平/篠谷菜留●0〔17−21、15−21〕②タベリング/ピキ(オランダ)35分
▼2回戦(3月10日)
金子祐樹/松友美佐紀 – リバルディ/メンタリ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部