全日本総合(東京・代々木第二体育館)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。ここでは、男子シングルスの注目選手のコメントを紹介しよう。
上田拓馬(日本ユニシス)
【奈良岡功大(浪岡中2年)に2−0で勝利】
「相手はすごく注目されている選手ですし、中学生ですけど、コートに入ったら関係なく、自分も挑戦者の気持ちを忘れずに最後までプレーしようと思っていました。(腰痛について)まだ痛める前の状態には戻っていませんが、いま自分ができることは全部出して、それがこの結果だったと思います。ナショナルAとしてここで負けるわけにはいかないと、組み合わせをみた時点からずっと思っていました」
佐々木翔(トナミ運輸)
【髙野将斗(明治大)に2−1で勝利】
「(会場は)やはり風もあるし、独特の雰囲気で、みんながそれを味方につけたいと思っている。少しでも気持ちのズレとかがあったら、すぐに点数につながるので、ここで1回目拾えた(勝てた)のでプラスにとらえて頑張っていきたいですね。(記者会見があった)一昨日もいったように、余裕はそんなにありません。できるだけ頑張ろうという感じです」
渡辺勇大(富岡高3年)
【山口容正(トナミ運輸)に2-1で勝利】
「相手のスマッシュが速く、1ゲーム目はディフェンスができなかったので、2ゲーム目から低い展開を心がけました。あと、相手の得意パターンにならないようにネットに切らせない配球を心がけました。今回が富岡を背負って戦うのは最後で、本当に“チーム”で戦っているんです。3種目とも頑張りたいし、チャンスがない試合はないので、相手との駆け引きのなかでチャンスを見つけて勝っていけたら。とくに男子ダブルスは、三橋と高校で組むのは最後なので思い入れが強いけど、力まないように、楽しみながらやりたいです」